出版社内容情報
佐伯紅緒[サエキベニオ]
著・文・その他
内容説明
1冊の本がきっかけで出会った「かれ」は、懲役10年の殺人犯だった…!出会うはずのないふたりの、スリリングな恋愛エンターテインメント小説。
著者等紹介
佐伯紅緒[サエキベニオ]
東京女子大学文理学部卒業後、OL、料亭勤め、秘書、モデル、フリーライターなどを経て、2006年、初の書き下ろし小説「エンドレス・ワールド」(世界文化社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
92
スリリングな恋愛エンターテイメントをラノベテイストで描いた感があります。懲役10年で服役していた青年と一人の少女が出会うことから展開していく物語。世間知らずのユキオと強気なノリがあまりに住む世界が違うので、どう関係を築いていくのか興味深く読みました。右の匂いが漂うのはかつての学生運動をベースにしているのでしょうか。2人は将来どう生きていくのか気になります。頑張って未来を切り開いてほしいと願うばかりです。2017/04/29
-木蓮-
1
色々な作家の本を読んでも、結局好きなのはこの手の内容。ラノベテイストかと思ったけど、いかにも悲劇的な感じの結末も案外好きです。2011/03/07
Kyoko
0
学生運動の時代をリアルに生きていない私にとっては、興味深くもあり現実味のない話でもあり…ただ、表紙から受ける『学生の青春ストーリー』では全くなかったので、そこは良かった。2013/12/21
varaqui
0
超ダメダメ。ダメンズウォーカーな話。しかし右翼過激派10年懲役の殺人犯薬中ってのは、なかなかぶっとんでてよかった。主人公も変な女で面白かった。楽しめました。2010/01/21
とんぼ
0
32009/11/20