現代俳句文庫
金子敦句集

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  • サイズ 46判/ページ数 100p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781415574
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

目次

作品(『猫』抄;『砂糖壷』抄;『冬夕焼』抄;『乗船券』抄;『音符』抄;『シーグラス』抄)
エッセイ(ターニングポイント;一葦句会の思い出;猫の瞳)

著者等紹介

金子敦[カネコアツシ]
1959年神奈川県横浜市生まれ。中学生の頃より句作を始める。1997年第十一回俳壇賞受賞。2011年~2018年未来塾俳句教室講師。「出航」同人。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みずさわゆうが

1
これまでの句集から抄出した一冊。 自然体で、かつ、ほっと一息ついて読めるのは、作者の人柄からにじみ出てくるなのだろう。 一方で、なにも優しさだけではなく、厳然とした「もの」を読む態度に通底、発見とリアリティを保持している。さらに、「抒情」を容れ、また、幻想空間まで領域にしようとする。 砂糖壺の中に小さき春の山 雛の間につながつてゐる糸電話 夕焼の中へボールをとりにゆく 月の舟の乗船券を渡さるる しやぼん玉弾けて僕がゐなくなる まだ僕は海月の骨を探してる ひざまづき挿してもらひぬ赤い羽根2023/05/27

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