燦々と―安藤まさみ詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781411194
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆新詩集

「誰でもみんな、語るべき物語をもっているのです」とルイーズ・ブルジョワは言う。

私はそれ…◆新詩集

「誰でもみんな、語るべき物語をもっているのです」とルイーズ・ブルジョワは言う。

私はそれを語ることができただろうか。

(「終わりに」より)



◆「つゆくさ」より

山の斜面いっぱいに咲きみだれるつゆくさ

流れる小川の両岸に咲きこぼれるつゆくさ



女たちは愛しただろう

藍色の普段着

細い帯をきりりとしめて

さわやかな着心地をたのしんだ日日



花のいのちは短くて

コップの水に入れると

その死が透けてみえるほど

花は咲いているだけで美しいのに



残したいものもあるのだった

安藤まさみ[アンドウマサミ]
著・文・その他

目次

魅せられて
四年後
初雪
空き地
アリョーシャ
夕暮れの街には
青い闇のなかを
川の記憶
多摩川
燦々と
モンスター
冷蔵庫
プール
ノクターン
仏地院の朝
つゆくさ
疾走する秋
セリフ
いま、子どもは
小さな隣人たちと
六月の子ども
十月の庭
贈り物

著者等紹介

安藤まさみ[アンドウマサミ]
1937年、台湾高雄市生れ。詩集『七月の猫』(2011年 ふらんす堂)中日詩賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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