残雪―佐保光俊句集

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781409702
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0092

出版社内容情報

◆第二句集

残雪や生木を切つて杖にして



縦走を終え、すっかり春らしくなった集落の外れで、残雪の山…◆第二句集

残雪や生木を切つて杖にして



縦走を終え、すっかり春らしくなった集落の外れで、残雪の山を見上げながら酌む酒は格別である。縦走の疲れと山の話に酔いは回り、夜は更けてゆく。

(あとがきより)



◆自選十句

鳥声を聞き分けてゐる弥生かな

大松のゆつくり揺れて春の山

よき声の鳥の来てゐる朝曇

花合歓の下より山へ道のあり

夏の雲形くづさず通りけり

青嵐鴉はげしく闘へる

白萩に近づいて来る人の声

けふよりの十一月の文机

うねりあるところは青く冬の海

一本の道の通へる冬菜畑

佐保光俊[]

目次

平成二十三年(秋・冬)
平成二十四年
平成二十五年
平成二十六年
平成二十七年
平成二十八年(新年・春・夏)

著者等紹介

佐保光俊[サホミツトシ]
昭和34年2月2日広島市生まれ。第一句集『銀漢』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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