出版社内容情報
◆第六詩集
誰にも迷惑をかけないよき日が決まると
父はとても安らかに静かになった
父は恐らく安心し…◆第六詩集
誰にも迷惑をかけないよき日が決まると
父はとても安らかに静かになった
父は恐らく安心したのだ
そんな気遣いをさせた父に
そんな配慮までさせた父に
少し申し訳ない気持ちになったのであった
「父の配慮」より
◆おなじ著者によって
『詩人のポケット』(第10回青森県文芸賞受賞)
詩集『初めての扁桃腺摘出術』
詩集『極楽とんぼのバラード』
詩集『48歳のソネット』
詩集『あいうえお氏ノ徘徊』(第24回青森県詩人連盟賞受賞)
哀しい眸
向日葵
天を仰ぐ
淋しい実家
斜陽館
ホテル青森でぼくは初めて生身の詩人泉谷明に出会った
恩師の命日
犬猿の仲
青池探訪
戦争を知らない子供たち
ぼくの好きな番組
抹茶を喫す
林檎の国
詩は
PCに弱いぼく
ぼくは
芸術で
血に染まった答案用紙
父の日課
孤独な少年
父の配慮
三つの文学碑
修司へのオマージュ
父は身一つで
盗み聞き
医学部嫌いの父
初めての全身麻酔
あとがき
小笠原眞[]
1956年 青森県十和田市生まれ
1975年 青森県立八戸高等学校卒業
1982年 岩手医科大学医学部卒業
1979年 第33回岩手芸術祭文芸大会芸術祭賞受賞
1988年 第一詩集『一卵性双生児の九九』(点点洞)
2002年 第二詩集『あいうえお氏ノ徘徊』(ふらんす堂)にて第24回青森県詩人連盟賞受賞
2005年 第三詩集『48歳のソネット』(ふらんす堂)
2008年 第四詩集『極楽とんぼのバラード』(ふらんす堂)
十和田市文化奨励賞受賞
2011年 第五詩集『初めての扁桃腺摘出術』(ふらんす堂)
2014年 ちょっと私的な詩人論『詩人のポケット』(ふらんす堂)にて第10回青森県文芸賞受賞 同書は3月2日朝日新聞の「著者に会いたい」のコーナーで紹介される
「朔」同人、青森県詩人連盟副会長、日本現代詩人会会員
目次
哀しい眸
向日葵
天を仰ぐ
淋しい実家
斜陽館
ホテル青森でぼくは初めて生身の詩人泉谷明に出会った
恩師の命日
犬猿の仲
青池探訪
戦争を知らない子供たち〔ほか〕
著者等紹介
小笠原眞[オガサワラマコト]
1956年青森県十和田市生まれ。1975年青森県立八戸高等学校卒業。1982年岩手医科大学医学部卒業。1979年第33回岩手芸術祭文芸大会芸術祭賞受賞。1988年第一詩集『一卵性双生児の九九』(点点洞);2002年第二詩集『あいうえお氏ノ徘徊』(ふらんす堂)にて第24回青森県詩人連盟賞受賞。2008年第四詩集『極楽とんぼのバラード』(ふらんす堂)十和田市文化奨励賞受賞。2014年ちょっと私的な詩人論『詩人のポケット』(ふらんす堂)にて第10回青森県文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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