出版社内容情報
◆第一句集
枯野ゆく的を外れし矢のごとく
人生にはこのような境遇になることもあり、俳号「折矢」と…◆第一句集
枯野ゆく的を外れし矢のごとく
人生にはこのような境遇になることもあり、俳号「折矢」とも通うようだ。
俳句は詩であることを踏まえ、自由自在に展開していて見事である。
(帯より・鷹羽狩行)
◆自選十句
蝶を追ひかけて見知らぬ少女来る
草笛のきのふと同じ少年か
黄落や同じ本もつ人と会ひ
白鳥来新譜の届きたるやうに
人許すための時とも雪の夜
枯野ゆく的を外れし矢のごとく
一輪となるまで拾ひ桜貝
堰を切ること涙にも桜にも
返答を求めざる問ひ螢の夜
男波より女波にかはり十三夜
序句・鷹羽狩行
? 5
? 37
? 67
? 99
? 129
? 161
跋・田中春生
あとがき
仲村 折矢[ナカムラ セツヤ]
仲村折矢(なかむら・せつや) 本名・信一
昭和42年 岡山県岡山市生まれ
平成14年 「狩」入会
平成19年 弓賞(特別作品30句)受賞
平成22年 「狩」同人
現在 「狩」同人、俳人協会会員
著者等紹介
仲村折矢[ナカムラセツヤ]
昭和42年岡山県岡山市生まれ。平成14年「狩」入会。平成19年弓賞(特別作品30句)受賞。平成22年「狩」同人。現在、「狩」同人、俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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