内容説明
「真の伝統作家というものは明日への創造をなし得る人であって、明日の方策のないものは真の伝統作家とは呼べない。」とみずからが語ったように、能村登四郎は伝統というものの意味を常に問い続けた作家であった。90歳の生涯を終えるその時まで詩の泉は枯渇することなく「俳句は叙情詩」の信念を貫いた。
目次
定本・咀嚼音
定本・合掌部落
定本・枯野の沖
民話
幻山水
有為の山
冬の音楽
天上華
寒九
菊塵〔ほか〕
「真の伝統作家というものは明日への創造をなし得る人であって、明日の方策のないものは真の伝統作家とは呼べない。」とみずからが語ったように、能村登四郎は伝統というものの意味を常に問い続けた作家であった。90歳の生涯を終えるその時まで詩の泉は枯渇することなく「俳句は叙情詩」の信念を貫いた。
定本・咀嚼音
定本・合掌部落
定本・枯野の沖
民話
幻山水
有為の山
冬の音楽
天上華
寒九
菊塵〔ほか〕