漂流記

漂流記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784781401102
  • NDC分類 911.08
  • Cコード C0095

内容説明

俳句に出会うまでの瑞々しい青春の航跡。俳人・行方克巳のあらゆる萌芽を宿している若き日の作品をすべて収録。同時収録の中村草田男・西東三鬼・橋本多佳子・森澄雄・西村和子論は、それぞれの作家像に肉迫する渾身の俳人論である。

目次

瑕瑾集(鉄柵の家―投稿少年たりし頃;檸檬―無為の青春)
灰汁の花
汗駄句駄句(慶大俳句以後;『無言劇』拾遺)
蒟蒻問答集(草田男諄々;三鬼燦々;多佳子津々;澄雄沈々)
胸の高さに―西村和子の俳句

著者等紹介

行方克巳[ナメカタカツミ]
昭和19年(1944年)6月2日、千葉県八街町(現八街市)に生れる。昭和38年(1963年)慶応義塾大学文学部入学。慶大俳句会に入会。昭和42年(1967年)慶応義塾大学文学部修士課程国文学専攻に進む。昭和43年(1968年)1月「夜長会報」発刊。角川書店「国語中辞典」の執筆に加わる。昭和46年(1971年)慶応義塾中等部講師。昭和47年(1972年)「若葉」二十代作家の会「青胡桃会」発足。昭和48年(1973年)慶応義塾中等部専任となる。昭和55年(1980年)第十八回「若葉」艸魚賞(新人賞)受賞、同人となる。昭和59年(1984年)第一句集『無言劇』(東京美術)上梓。昭和63年(1988年)句集『知音』第十一回俳人協会新人賞受賞。平成6年(1994年)第四十一回若葉賞受賞。以後も、精力的に作句を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品