内容説明
花の絵師にして言葉の彫刻師。様様な不思議を描きつづけた「花びと」の初の句画集。
目次
初期句篇花文字館二〇〇句(花文字館;羽楔喪失;赤色鱗粉図;夢織りびと;嫉妬書簡;天鵞絨技法;半妖精;蝶襤褸;夕星馬上杯;橋頭堡―攝津幸彦に寄せて)
自撰一〇〇句(瀧夜叉傳説;豈三〇句;円錐五〇句)
花の技法―あとがきにかえて
著者等紹介
長岡裕一郎[ナガオカユウイチロウ]
1954年東京に生まれる。73年三一書房『現代短歌大系』新人賞次席。79年東京藝術大学美術学部絵画科油画卒。02年俳句同人誌「夢座」一五周年記念句会に出句。大賞受賞。08年4月30日、五三歳で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。