出版社内容情報
国際的に注目を集める「ぬれ」の研究開発動向を紹介。物理・化学の両視点から撥水・撥油・親水機能を持つマテリアル開発事例を解説し、基礎から表面処理やコーティングなどの実用的な応用事例まで幅広く網羅した1冊
【目次】
第1章 ぬれ(撥水・撥油・親水性)の基礎
1 表面のぬれ性の基礎知識
1.1 これまでのぬれ性の評価指標
1.2 固体表面のぬれを説明する理論
1.2.1 Youngの式
1.2.2 Dupreの式,Young-Dupreの式,Girifalco-Goodの式
1.2.3 Wenzelの式,Cassieの式,Cassie?Baxterの式
1.3 動的ぬれ性とその評価の重要性
1.3.1 動的(前進/後退)接触角,接触角ヒステリシス,転落/滑落角
1.3.2 最近の超はつ液性の定義
1.4 まとめ
2 近年の研究・開発動向
2.1 はじめに
2.2 表面の化学的性質と超ぬれ性
2.3 表面微細構造の利用
2.4 表面の微細構造と超撥水性~ダブルラフネス表面:ロータス効果のモデル
2.5 オムニフォビック表面~SLIPS
2.6 リキッドライク膜
第2章 表面微細構造を利用した撥水・撥油・親水化
1 ハリセンボンに発想を得た高耐久超撥水材料の開発
1.1 超撥水性を実現するには?
1.2 超撥水性材料の弱点と解決法とは?
1.3 高耐久な超撥水性材料:我々の戦略
1.3.1 序論
1.3.2 本材料の着眼点と作成方法
1.3.3 テトラポッド構造を超撥水材料に使う理論的裏付け
1.3.4 超撥水性材料の最適化
1.3.5 超撥水性の磨耗・切断耐性の評価
1.3.6 超撥水性の曲げ・捻れ耐性の評価
1.3.7 まとめ
1.4 超撥水性材料の今後の展望
2 加硫ゴムの微細加工とぬれ制御
2.1 はじめに
2.2 加硫ゴム表面への微細構造転写
2.3 加硫ゴム微細突起構造と表面ぬれ性
2.4 微細突起構造の延伸による再配列とぬれ性の制御
2.5 加硫ゴム微細構造の形状記憶効果
2.6 まとめ
3 シロアリの翅を模した二重ぬれ性をもつ表面構造の作成
3.1 はじめに
3.2 テングシロアリの翅の構造
3.3 DAEの結晶表面における光誘起形状変化
3.4 DAEの光誘起結晶成長で作成したテングシロアリの二重ぬれ性を再現した結晶膜
3.5 二重ぬれ性の理解
3.6 おわりに
4 陽極酸化によるアルミニウム表面のナノ構造制御と超親水性・超撥水性の発現
4.1 はじめに
4.2 ピロリン酸を用いたアルミニウムの陽極酸化
4.3 ナノファイバー形成アルミニウム表面の超親水性
4.4 自己組織化単分子膜の修飾による超撥水性の発現
4.5 超撥水アルミニウム表面における水滴の滑落性
4.6 おわりに
5 μm オーダーシリカ粒子を用いた高耐摩耗性超撥水



