出版社内容情報
定量化が困難な「匂い」のセンシング・評価技術を体系化し、食品・香粧品、医療、VR等への幅広い応用を網羅。各種センサの開発からシステム化・活用事例まで詳述した、現場で活かせる技術動向を凝縮した一冊!
【目次】
【第Ⅰ編 総論】
第1章 ヒトにおける嗅覚メカニズム
1 嗅覚受容体による匂い分子の受容
2 嗅細胞から脳へ
3 嗅覚知覚の個人差
4 後天的な匂い知覚
5 順応・馴化
6 まとめ
第2章 「におい」センシングシステム構築のためのケモセンサおよびその周辺技術
1 はじめに
2 「におい」のモニタリング
3 e-Noseシステムを構築するためのキーテクノロジー
3.1 「におい」物質のハンドリングとデリバリー技術
3.2 ケモセンサ技術
3.3 ケモセンサ信号処理・プロセシング技術
3.4 ケモセンサ出力のパターン認識技術
3.5 センサ情報の伝送技術
4 e-Noseシステムの応用例
5 おわりに
【第Ⅱ編 匂いセンサ】
第1章 水晶振動子式匂いセンサ
1 はじめに
2 水晶振動子とは
3 水晶振動子の発振の仕組み
4 水晶振動子を用いた匂い計測の原理
5 FPGAを用いた水晶振動子の周波数測定
6 ニオイ計測機構と実験装置
7 匂い計測結果
8 ニューラルネットワークによる匂い識別法
9 混合匂いに対する新たな特徴量
第2章 酸化物半導体ガスセンサ
1 はじめに
2 酸化物半導体ガスセンサの種類
3 酸化物半導体ガスセンサの基礎
4 市販の半導体ガスセンサ
5 半導体ガスセンサの研究動向
5.1 ガスセンサに用いられる半導体材料
5.2 ガスの識別可能性
5.3 InGaZnOのガスセンサ応用
6 おわりに
第3章 セラミックスナノ構造を活用した半導体式ガスセンサ
1 酸化モリブデン系
1.1 酸化モリブデンナノ構造の基板成長
1.2 酸化モリブデンナノロッドガスセンサ素子の作製とセンサ特性
2 酸化チタン(チタニア)系とナノ構造の基板成長
2.1 酸化チタンナノ構造の基板成長
2.2 酸化チタンナノ構造センサ素子の作製とセンサ特性
第4章 におい識別装置FF-2020
1 においの評価
2 におい識別装置とは
3 におい識別装置によるにおいの表現方法
4 におい識別装置によるにおいの評価例
4.1 かつおだしの香りの質と強さの比較
4.2 産地の異なる日本茶の比較
4.3 コンスターチの異臭品識別
4.4 牛乳の保存条件によるにおいの変化
4.5 劣化防止剤の効果
4.6 包装内部の臭気評価
4.7 ゴムパッキンの着香性評価
4.8 ゴム手袋の臭気評価
4.9 市販食品用ラップの臭気評価
4.10 柔軟剤処理済タオルの香りの評価
4.11 車室内装化成品のにおい評価
4.12 脱臭装置の脱臭効
目次
第1編 総論(ヒトにおける嗅覚メカニズム;「におい」センシングシステム構築のためのケモセンサおよびその周辺技術)
第2編 匂いセンサ(水晶振動子式匂いセンサ;酸化物半導体ガスセンサ;セラミックスナノ構造を活用した半導体式ガスセンサ;におい識別装置FF-2020;匂い可視化センサ;膜型表面応力センサ(MSS)
ケモレジセンサを用いた匂い識別
グラフェン共振器を用いた分子質量センサ
高分子材料を用いたガスセンサ
表面プラズモン共鳴(SPR)センサを用いた匂い物質の高感度検出
色素分子の色変化を利用したファイバ型においセンサ
細胞画像処理を用いた匂いバイオセンサ
生化学式ガスセンサ(バイオスニファ)と生体ガス計測
昆虫の嗅覚受容体を利用したセンサ細胞およびセンサ昆虫
嗅覚受容体群の単離法およびヒト嗅覚受容体発現細胞アレイ
人工細胞膜を用いた匂いセンサ)
第3編 システム化(人の嗅覚・GC‐MS・匂いセンサによる、匂いの定性・定量法;電子嗅覚システムによるオリーブオイルの評価;芳香効果の新しい計測手法;呼気中アンモニアの検出と病気診断応用;皮膚ガス計測と健康診断応用;半導体ガスセンサとその応用;匂い源の方向・位置探知システム;要素臭を用いた香りの再現)



