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内容説明
歯ぐきが腫れ、歯を支える骨が溶け、やがては歯が抜けてしまう歯周病。しかし、その影響はお口だけにとどまりません。動脈硬化や心血管疾患、内臓の病気や関節リウマチ、はては認知症にも関係します。歯周病を放置して、進行してしまうとどんな悪いことが起こるのか。口から血管、そして主要な臓器へと歯周病菌とともに体内をめぐり、各所での歯周病の影響を見ていきましょう。
目次
第1章 口から血管へ(ここは再び歯周病菌たちの国;退く王、進む道、新たな出会い ほか)
第2章 肺から心臓へ(スーハー地区で浪漫航行;風吹き荒れる肺の奥地 ほか)
第3章 脂肪、すい臓、肝臓、関節(あぶらみの国「トロトロン」;おいでませ!ランゲルハンス島 ほか)
第4章 腸(偉大なるグレート・コロン帝国;ウェルシュ地区の住民反乱 ほか)
第5章 脳、そして再び口へ(ブレイン味噌の脳関門;アルツ氏とハイマー嬢 ほか)
著者等紹介
天野敦雄[アマノアツオ]
1984年3月大阪大学歯学部卒業。2024年4月大阪大学名誉教授・特任教授/フリーランス歯学者(健口あまの代表)。日本口腔衛生学会理事長、日本歯科医学会総務理事などを歴任。Journal of Periodontal Research,Editorial Board.Journal of Oral Microbiology,Editorial Board(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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