内容説明
歯科医師の多くは、自分が何を知らないかをわかっていない。だから、自分の可能性に気づくこともなく、「ありきたりで、ふつう」の歯科医師として診療を続けている。予測性の高い歯科治療を成功させることで得られる満足感や報酬に手が届かない歯科医院が、なぜこれほどまでに多いのか?本書は、公平・中立な態度に欠けるほど「歯に衣着せぬ」表現で、その理由を明らかにしている。またすべての章が、「完璧な」検診や包括的な治療計画立案、患者とのコミュニケーション、特別な患者ケアのための診療管理など、客観的基準による数千例の長期観察所見に基づいて執筆された、臨床歯科医向けの真のマニュアルとなっている。
目次
咀嚼の医師としてのComplete Dentist
Complete Dentistryについての誤った考え
Complete Dentistはさまざまな角度から歯を評価する
Complete Dentistは客観的基準で成功を評価する
Complete Dentistが避ける咬合失敗パターンのトップ10
最初の目標:口腔内を健康な状態にする
臨床に変革をもたらす概念:中心位
中心位:中心位、および中心位ではない顎位
Complete Dentistは中心位を精密に記録する
咬合器をめぐる争い〔ほか〕