出版社内容情報
Dr.上田秀朗が全顎治療の重要ポイントを徹底解説!臨床症状の有無にかかわらず、咬合に問題を抱える患者は多い。筆者がそうした患者に治療介入を行う際には、良好な口腔内環境を獲得し、永続させることを第一目標としている。そして、そのために、的確な咬合再構成、顎口腔系の調和を図ることが必要不可欠と考え、実践してきた。本書では、患者の病態を「不正歯列」「歯周疾患」「多数歯欠損」に分類し、各病態の特徴と治療計画、咬合再構成の要点、治療後の対応策をわかりやすく綴っている。
第 1 章 本当に多い歯列不正をどう治す?
第 2 章 いつの時代も難しい、歯周疾患と向き合う
第 3 章 多数歯欠損:デンチャーかインプラントか、その勘所
第 4 章 良好な長期予後を求めない患者はいない
上田 秀朗[ウエダ ヒデアキ]
著・文・その他
目次
序章 咬合再構成の意味とは(咬合再構成の本当の意味を知ろう;欠損歯列への対応を再整理しよう ほか)
第1章 本当に多い歯列不正をどう治す?(はじめに:歯列不正症例における咬合再構成とは;理想とする咬合再構成をイメージしよう! ほか)
第2章 いつの時代も難しい、歯周疾患と向き合う(はじめに:歯周疾患症例における咬合再構成とは;日常臨床で遭遇する歯周疾患の進行パターン ほか)
第3章 多数歯欠損:デンチャーかインプラントか、その勘所(はじめに:多数歯欠損症例における咬合再構成とは;インプラント埋入を熱望 ほか)
第4章 良好な長期予後を求めない患者はいない(Longevityを実現するための咬合再構成の考え方)
著者等紹介
上田秀朗[ウエダヒデアキ]
1983年福岡歯科大学卒業。1987年北九州市小倉南区にてうえだ歯科開院。2007年北九州市小倉北区に移転。2010年福岡歯科大学臨床教授就任。2014年USC(南カリフォルニア大学歯学部)客員教授。2017年日本顎咬合学会理事長就任。所属団体:北九州歯学研究会会員、JACD前会長、日本審美歯科協会会員、咬合療法研究会会員、日本顎咬合学会指導医・理事長、日本口腔インプラント学会専門医・指導医・代議員、日本歯科審美学会会員、Osseointegration Study Club Of Japan元会長、上田塾主宰、アメリカ歯周病学会会員(AAP)、アメリカインプラント学会会員(AO)、日本包括歯科臨床学会前会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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