目次
1 パーシャルデンチャーによる治療を成功に導くための基本事項(歯の欠損が顎・口腔にどのような影響を及ぼすか理解しよう;欠損による顎・口腔の変化に対応する(欠損を拡大させない)ための設計の基本―“動かない”“汚さない”“壊れない”の3原則はなぜ重要か
大切な前処置―治療を成功に導くための最重要項目といっても過言ではない)
2 3原則に基づいてパーシャルデンチャーを設計しよう(まず取り掛かる前に―患者背景をよく理解して治療計画を立案し合意を得よう;原則1“動かない”義歯となるために―動揺を最小化する設計のポイント;原則2 口腔内を“汚さない”ために―義歯による汚染を防ぐ設計とケアのポイント;原則3 “壊れない”義歯となるために―破損を防ぐ設計のポイント)
3 私費のパーシャルデンチャーでは3原則を最大限に活かそう(私費治療への移行にあたって重要なこと;私費の義歯のクオリティを活かそう―金属床義歯、テレスコープ義歯、インプラント義歯、アタッチメント義歯のメリット)
4 難症例にパーシャルデンチャーを活かすために(「すれ違い咬合」へのパーシャルデンチャーによる対応;「高度咬耗症例」へのパーシャルデンチャーによる対応)
著者等紹介
五十嵐順正[イガラシヨシマサ]
1972年3月東京医科歯科大学歯学部卒業。1976年3月東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了(歯科補綴学専攻)、4月東京医科歯科大学助手(歯科補綴学第一講座)。1981年12月昭和大学歯学部助教授(歯科補綴学第三講座)。1993年9月松本歯科大学教授(歯科補綴学第一講座)。2006年1月東京医科歯科大学大学院教授(摂食機能構築学分野)。2013年3月東京医科歯科大学定年退職、4月大阪歯科大学客員教授、東北大学大学院歯学研究科非常勤講師、岡山大学歯学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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