出版社内容情報
血圧って何?なぜ点滴は落ち切らないの?体位変換に役立つトルクって?など看護に活かせる物理学をわかりやすく解説。新たに心電図やパルスオキシメータ、内視鏡の原理などの最新の臨床現場に即した内容に。看護物理学のバイブル、待望の改訂版。
目次
1 身体/身体ケアに関する物理学(移動動作に必要な力の加減;「単位系」と「力の単位」;体位変換に役立つトルクの知識;仕事とエネルギー;安定・不安定―体位変換の際に思い出したい重心の話 ほか)
2 検査・治療・処置に関する物理学(知っておきたい圧力の基礎知識;すべての基本は空気の圧力;ネブライザもフリスビーも原理は同じ?―動圧と側圧の関係性を解く;血圧に関する知識;低圧持続吸引装置の原理 ほか)
著者等紹介
平田雅子[ヒラタマサコ]
1963年大阪大学理学部物理学科卒業。1968年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士号取得(専門は「半導体の格子欠陥」)。1969~1970年米国ボストンカレッジにPost Doctoral Research Associateとして勤務。1981年神戸市立看護短期大学助教授。1987年神戸市看護大学短期大学教授。1996年神戸市看護大学・大学院兼担。2005年3月退職。現在も、多くの看護系大学や看護専門学校で非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。