目次
序章 明日はわが身 (電話中に相手を忘れる母;物忘れと病気の差 ほか)
第1章 認知症の理解(認知症とは;認知症の症状 ほか)
第2章 一生をよりよく生きる(祖父との時間;祖父の抱えていた喪失感 ほか)
第3章 End of LifeをHappyにするために(妻を忘れない夫・夫を忘れる妻;健康に投資する時代の到来 ほか)
第4章 症状別認知症ケアの実際(無気力・無関心;こだわり ほか)
著者等紹介
長谷川嘉哉[ハセガワヨシヤ]
1966年2月14日生まれ。名古屋市名東区極楽(ごくらく)に在住。1990年、名古屋市立大学医学部卒業。2000年、認知症専門外来および在宅医療の実践のため、岐阜県土岐市で開業。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療介護福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。ソフトボール日本代表を金メダルに導いた、メンタルトレーニング指導の国内第一人者である西田文郎氏の「西田塾」塾生でもある。医学博士、日本神経学会専門医、日本内科学会専門医、日本老年病学会専門医、介護支援専門員、認知症ケア専門士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みんと
4
老いは誰にでもやってくるし、認知症になる可能性もある。 周りの人が、どれだけ病気について理解し、適切な対応をしてあげられるかが重要になる。 認知症とウツを併発し、辛い思いで過ごしているご老人もいるので、なるべく早く、初期症状に気付き、少しでも症状の進行を抑えたい。 今までしっかりして、立派だった人が急に患った場合など、人格の尊重は忘れないようにしなければと思った。2011/04/29
aaachan248
1
祖母の認知症の症状が出始め、力になりたいけどその前に認知症について大まかな知識しかなかったので理解を深める為に。偶然選んだが県内のクリニックの先生だった。基本的な事が書いてあり、分かりやすかった。2022/01/28
ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き
1
著者が認知症の親を抱えた経験から認知症専門の家庭医になった人なので、認知症患者の立場に身を置いた視点から専門的な知識や予防法を解説しているため、文章から温かさを感じ、内容も読みやすいものになっている。かなり遠方から患者が通院してくると言うのも納得。我々が認知症に関して一般的な知識を得るにはよい本だと思う。2012/01/20




