出版社内容情報
退化して滅ぶか?あらたな進化か?それとも……Y染色体が消えつつあるオトコがいま存続をかけて究極の選択を迫られている
退化して滅ぶか?あらたな進化か?それとも……Y染色体が消えつつあるオトコがいま存続をかけて究極の選択を迫られている.本書は遺伝子の組換え,欠失など高校生物で習う生命現象がふんだんに盛り込まれているため,生物学の入門書としても最適.
【著者紹介】
北海道大学大学院理学研究院准教授
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
13
Y染色体は転移因子という遺伝子を壊して有害配列を蓄積させ性決定遺伝子の周辺にはチェックされず有害の部分を欠矢して変異の起きた場所を切り落とすサイクルを3億年やってきた。Y染色体はX染色体と組換えが出来ないので自らパリンドローム構造で組換えを行うしかし自己再生が故、時としてミスを犯す悪魔でもあり遺伝子の数を減らして今では45個しかなく後1400年後には消滅し人類が子孫を残せなくなる。男が消える?ヒトの環境破壊の速度よりは遅い。Y染色体の消滅よりもっと他の事由を危惧するべき。進化とは種を自ら消し去る事かも!2014/06/27
zoe
10
Y染色体よ。早く転座せぬと滅びまする。2017/05/15
こぽぞう☆
7
図書館本。たぶん再読だ。百万年単位のお話なので、今日明日「オトコ」が消えるというわけではない。男性ホルモンと積極性の話をしながら、著者が女性というのも楽しい。2018/05/27
ニッシャ
3
面白かったです。星3つ🌟⭐️🤩2022/02/13
takao
1
ふむ2020/02/22