内容説明
「勉強は楽しんでやるものだ」。著者のモットーは講演など「語り」の場でいよいよ生彩を放ち、聞き手を魅了した。ライブの記録と本をめぐる話題で構成。「誘いの名手」の真骨頂!
目次
序章 インタビューにこたえて
1 “ライブ感覚”の中国文学案内―高校の生徒さんと先生方へ(歴史と物語(京都・洛南高等学校)
名言・名セリフでたどる『三国志演義』(京都・洛北高等学校)
中国古典の愉しき世界(神奈川県高等学校教科研究会国語部会)
中国の異才たち―陶淵明から揚州八怪まで(愛知県国語教育研究会高等学校部会)
(補)私の「漢文ベストスリー」)
2 本をめぐる風景(同じ漢字でも中国語は外国語―辞典遍歴のすすめ;中国のことば、日本のことば;典型的な辞典依存症 ほか)
3 私の「書いたもの」から―自著を語る(わが備忘録 一九九五~二〇〇六;中国―この物語の宇宙『中国文学―読書の快楽』;不安の時代に二様の楽園『中国的大快楽主義』 ほか)
別章 表現者=中野重治をめぐって
著者等紹介
井波律子[イナミリツコ]
1944‐2020年。富山県生まれ。1972年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。金沢大学教授をへて、国際日本文化研究センター教授(のち名誉教授)。専門は中国文学
井波陵一[イナミリョウイチ]
1953年福岡県生まれ。1978年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。1981年井波律子と結婚。京都大学人文科学研究所教授をへて、京都大学名誉教授。専門は中国文学。訳書に『新訳 紅楼夢(全7冊)』(読売文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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