内容説明
軍事政権と言論・出版。ミャンマーの戦後文学史を総括する初の試み。
目次
第1章 軍事政権下への文学的道程(「ビルマ文学」の周辺;軍事政権下のビルマ文学 そのルーツをたどって ほか)
第2章 軍事政権下をゆく1 渦動(強権政治と開放経済と貧困と 1993;アウンサンスーチー「解放」の波紋 1995 ほか)
第3章 軍事政権下をゆく2 稽留(作家と作品舞台をたずねて 2000;「戦時の旅人」を追って 2001 ほか)
第4章 軍事政権下をゆく3 臨界域(混迷の風景 2004;虚構をしのぐ現実のなかで 2005 ほか)
第5章 「民政移管」のあとさき(もの書く人々とサイクロンのあとさき 2008;「変化」の兆しを求めて 2009‐2011 ほか)
著者等紹介
南田みどり[ミナミダミドリ]
1948年兵庫県生まれ。1976年大阪外国語大学外国語研究科南アジア語学専攻修了。大阪大学名誉教授。同外国語学部非常勤講師としてビルマ文学講義も担当中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。