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内容説明
暗黒時代を懸命に生きた、教員歌人たち―。アジア・太平洋戦争下、子どもたちの健やかな成長と平和を願い、日本で最初の教育労働者の組合「日本教育労働者組合」が結成された。弾圧に抗し、この運動に身を投じた若き教員たちは、同時に詩や短歌を愛してやまなかった。彼らの足跡は、誇らかな日本の青春史。
目次
第1部(村山俊太郎―春を待つもの)
第2部(今村治郎―「修身」教育への抵抗;矢野口波子―自分のうなずける道へ;福澤準一―屈折をかかえて生きる;奥田美穂―知られざる教育ジャーナリスト)
第3部(映画『教室から消えた恩師たち』のまなざし;奥田美穂の墓を訪ねて;「易水」の踏切りあと)
第4部(治安維持法時代の教育のたたかい―インタビュー・藤原晃さんに聞く)
著者等紹介
碓田のぼる[ウスダノボル]
1928年生まれ。歌人、教育運動家。高校教諭を経て、全国私教連委員長、全教副議長などを歴任。渡辺順三に師事。新日本歌人協会全国幹事、日本民主主義文学会員、国際啄木学会会員。歌集『花どき』で多喜二・百合子賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。