目次
第1部 人文科学とヒューマニゼイションの問題(人文科学の擁護;ヒューマニゼイションの学問性(改稿))
第2部 哲学的省察(「唯物論」管見;三浦梅園再考―「承認論」「寛容論」に向けての唯物論的倫理学の眺望 ほか)
第3部 主体者としての教師の問題(教科書問題と教師の立場―professionalとしての教育者の主体性の確立のために;教師の「多忙化」問題)
第4部 教養としての平和思想(ニコライ著『戦争の生物学』における「愛国心」の問題―訳者・山本宣治の顕彰を兼ねて;安藤昌益の平和思想―江戸期・封建の最中に呱々の声をあげた「日本国憲法」の先駆)
著者等紹介
村瀬裕也[ムラセヒロヤ]
1937年中国東北地方に生誕。1970年京都大学大学院博士課程中退・香川大学教育学部就任。現在、香川大学名誉教授。専攻は哲学(価値論・中国哲学史)・教養教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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