内容説明
“すぐそばにある歴史からの問い”戦前・戦時・戦後 離島の村が歩んだ地域と教育の記録。
目次
村から見える地域と教育
第1部 戦前・戦時における地域と教育―一九三〇年代から敗戦まで(羽茂村の生活風土と教育の伝統;前史としての農業立村と地域教育;戦争の時代の「村おこし」と村立羽茂農学校)
第2部 戦後における地域と教育―敗戦から一九五〇年代まで(地域に根ざした文化運動と教育;羽茂村全村教育と村づくり;戦後の教師像と酒川哲保)
希望としての共同体
著者等紹介
知本康悟[チモトコウゴ]
1955(昭和30)年新潟県旧佐渡郡真野町大字四日町(現佐渡市四日町)に生まれる。1974(同49)年新潟県立佐渡高等学校卒業。1978(同53)年立命館大学文学部史学科日本史専攻卒業。35年間、千葉県および新潟県の、主に中学校社会科の教師として勤める。最後の6年間を、校長として、島内の深浦小学校と羽茂中学校の閉校、及び南佐渡中学校開校の任に当たる。南佐渡中学校を定年退職後、新潟大学大学院(教育学研究科学校教育専攻)で地域教育史を学ぶ(修士課程修了)。全国地方教育史学会、教育史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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