目次
第1章 新規制基準と適合性審査(「誰が」再稼働を認めるのか―最終責任者不在の許認可体制;再稼働を止めるためには、適合性審査を批判しなければ始まらない ほか)
第2章 BWR(沸騰水型炉)の適合性審査批判(BWRの特徴と「主要な論点」;注水には成功、除熱に失敗のケースがほとんど ほか)
第3章 PWR(加圧水型炉)の適合性審査批判(「従来の基準」と新規制基準との比較;加圧水型炉(PWR)の構造的脆弱性 ほか)
第4章 溶融炉心の挙動とコアキャッチャー(高温溶融炉心の挙動;コアキャッチャーの必要性)
第5章 福島溶融炉心の現状、取り出しは可能か(すべての道は炉心溶融に通ず;溶融以前の炉心構成物質 ほか)
(付表)適合性審査会合一覧
著者等紹介
舘野淳[タテノジュン]
1936年旧満州国奉天(現瀋陽)市生まれ。1961年東京大学工学部応用化学科卒業、日本原子力研究所入所。1997年から中央大学商学部教授。2007年中央大学退職。現在核・エネルギー問題情報センター事務局長
山本雅彦[ヤマモトマサヒコ]
1957年生まれ。1979年から1984年まで原発関連会社から関西電力美浜・大飯・高浜発電所に勤務、専門は炉内核計装、電気計装学。計装士、日本科学者会議福井支部常任幹事、原発住民運動福井・嶺南センター事務局長、元原発問題住民運動全国センター代表委員。退職後は、原発が地域経済に及ぼす問題にとりくみ、1995年の阪神淡路大震災の後は、地震と原発、地質・活断層問題に関心をもって研究し運動している
中西正之[ナカニシマサユキ]
1943年香川県生まれ。1967年静岡大学工学部機械工学科卒業。1967年に耐火煉瓦会社に入社。エンジニアリング事業部で燃焼炉設計業務に従事。2011年に退職。日本科学者会議会員、福岡核問題研究会で、原発過酷事故対策問題、日本のエネルギー問題に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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