アニマシオンと日本の子育て・教育・文化

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784780716603
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

本書は増山先生が同時代の先生方と築かれたご研究を辿りながら、次世代の若手研究者につなぎ、発展させていこうとするものである。「子どもの文化権」は教育制度、子育てと不可分の問題です。その意味では子育て観、子ども観と表裏の問題として教育学研究における子ども研究が深められなければならないでしょう。貧困とヒューマニズムの問題が問われた大正期の社会教育の源流が今日あらためて注目されています。大正期の児童文化と子どもの人間形成への関心から出発された増山さんの研究も、今後さらに深められていくであろうことを期待しています。(佐藤一子・東京大学名誉教授)

 第一部 子ども研究における文化権と社会文化アニマシオン

  第1章 「学校外教育」をとらえ直す─新たな概念探究への旅立ち

  第2章 社会文化アニマシオンと子どもの文化権─アニマシオンとの出会い

  第3章 アニマシオンと子どもの発達・文化─古田足日との共鳴

 第二部 増山教育学の形成過程・展開・継承

  第1章 増山教育学の形成過程と展開

  第2章 増山教育学への論評

  第3章 増山教育学に学んで

 資料編(略歴・著書・論文一覧)



増山 均[マシヤマ ヒトシ]
著・文・その他

早稲田大学増山研究室[ワセダダイガクマシヤマケンキュウシツ]
編集

目次

第1部 子ども研究における文化権と社会文化アニマシオン(「学校外教育」をとらえ直す―新たな概念探究への旅立ち;社会文化アニマシオンと子どもの文化権―アニマシオンとの出会い;アニマシオンと子どもの発達・文化―古田足日との共鳴)
第2部 増山教育学の形成過程・展開・継承(増山教育学の形成過程と展開(早稲田大学増山研究室)
増山教育学への論評
増山教育学に学んで)

著者等紹介

増山均[マシヤマヒトシ]
1948年1月栃木県宇都宮市に生まれる。1972年3月東京教育大学文学部(哲学科倫理学専攻)卒業。1975年3月東京都立大学人文科学研究科修士課程(教育学専攻)修了。1978年3月東京都立大学人文科学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得退学。職歴:1982年4月~日本福祉大学女子短期大学部専任講師。1985年4月~同大学助教授。1990年4月~同大学教授。1995年4月~同大学社会福祉学部教授。2001年4月~早稲田大学文学部教授。2003年4月~2005年3月東京大学教育学部大学院客員教授。2007年4月~早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品