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内容説明
再生可能エネルギーの普及は日本経済を発展させる。グリーン・エコノミーの構築を目指すための国内外の先進例が豊富に示された入門書。
目次
第1部 グリーン・エコノミーの構築に向けて(原発に依存してきた日本のエネルギー政策;原子力発電に未来はない;再生可能エネルギーとグリーン・エコノミー)
第2部 再生可能エネルギーを普及させた海外の先進事例(ドイツの再生可能エネルギー買取制の費用と効果;ハワイにおけるクリーンエネルギー社会・経済の形成;インドにおける再生可能エネルギーの利用)
第3部 日本で再生可能エネルギーを普及させる方策(農山村の地域資源を活かした先進事例;都市部の地域資源を活かした先進事例;地熱エネルギーと観光を融合させた地域活性化;再生可能エネルギー電力固定価格買取法を成功させる条件)
著者等紹介
上園昌武[ウエゾノマサタケ]
1969年生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学、商学修士。現在、島根大学法文学部教授(環境経済論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
9
新刊棚より。人間の安全保障は知っていたが、気候安全保障は初めて知った(14頁)。「重要なのは、脱原発だけではなく、温暖化対策の両方を求めている」(19頁)のがドイツ人なのだ。これは、日本人が次の参院選の結果次第では、世界からの笑い者になりかねない、恐ろしいものになろう。本書は立命館大の関係者が半数のためか、原発をなんとかすべき、とりわけ、健康被害からすると一刻も早く、手を打つべきことが伝わる内容。大いに賛成する。第6章にインドが出てくるが、安倍首相はここにも原発輸出を画策した。信じられない。万が一の責任?2013/07/16