目次
止まった時間
おにぎりとカップラーメン
なくなっていったもの なくしてはいけないもの
原子力発電所のそばに暮らす人たち
放射能とともに暮らす世界に
フクシマからの証言
かわいそうな避難者と呼ばれて
かえるかわうち
ふくしまの子どもたち そして同じ地球に生きるすべての子どもたちへ
著者等紹介
市川恵子［イチカワケイコ］
株式会社ダノニー取締役。１９６２年東京生まれ。石油化学会社勤務を経て結婚後、福島県川内村に移住。地域振興や地産地消の商品開発の一端を担う。２００８年株式会社ダノニー設立。カフェ飲食業と地元食材の加工販売を行う。インターネットを使い、川内村の自然、人、地域の魅力を多くの人に紹介している。２０１１年３月に東日本大震災で店舗が倒壊（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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pom
4
震災から５ヶ月後に出された本。個人の葛藤や周りの方へのインタビューなどが記されている。事故が起こるまで地域が原発に依存した経済だったこと、地元では安全教育が刷り込んであり、何があっても大丈夫、安全だと思い込んでいた、なんてことを知った。東電など巨大企業、菅の顔色を伺い報道も規制がかかっていたようだ。各家庭で様々な決断に迫られ、避難先では哀れみを受け、感謝し頭を下げることにもものごいになったような気持ちを抱く。当事者でないと想像もつかないヒリヒリするような哀しみ。2015/09/07
