内容説明
抗日の志士として讃えられる男がいた。親日派分子として非難される男がいた。されど―見つめる男がいた。信じる女がいた。されど―歴史の事実ははたして真実であるのか。日・韓・中三国の明日へ問う渾身の長篇力作。
著者等紹介
洪盛原[ホンソンウォン]
1937年生まれ。1964年に「氷点地帯」(「韓国日報」新春文芸作品募集)、「機関車と水牛」(『世代』新人作品募集)が入選、作家活動を始める。朝鮮戦争を背景とした作品を多く発表している。2008年死去
安宇植[アンウシク]
1932年東京生まれ。桜美林大学名誉教授。朝鮮・韓国文学の紹介に努め、1982年尹興吉『母(エミ)』で日本翻訳文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 転換期の大正 岩波文庫