内容説明
地球は水や緑で特徴づけられた「水惑星」です。第2巻はまず名水の里、河川や海岸にそい日本列島の一巡りです。多種多様な生物の活動、名所や神社・仏閣、古代遺跡や世界遺産を、特に水に注目して一周です。琵琶湖や霞ヶ浦の歴史や変遷、白神山地をはじめ、各地の山々、森林の大切さ、水の汚染と再生の活動も取上げます。海については地球の誕生、火山や造山活動、生物の進化もたどります。また驚異の海の生物、クジラとウナギを取上げています。
目次
第9話 生きている「山・川・湖・沼」―天地をめぐる水の旅(「川」の歌―「春の小川」「花」「川の流れのように」「ローレライ」「最上川」;山・高原・渓谷の名水と生きもの―富士山の誕生と変化、日本アルプスや百名山;水循環と生きもの―日本の原風景メダカは「水環境のシンボル」 ほか)
第10話 広く大きく深い海―海と陸の交流、自然と文化の遺産(水惑星「地球」の誕生と変動―海・陸・火山・地震・生命・火星や金星;海や浜辺の歌―「うみ」「ソーラン節」「ひょっこりひょうたん島」;日本列島ひと巡り―白砂青松、神社や仏閣、世界遺産、神話や伝説 ほか)
第11話 水と詩歌と科学―自然は不思議だ、まず「こんにちは」!(俳句・短歌の水「四季折々」―奥の細道、江戸の風情、幕末のふるさとの歌;『万葉集』に詠まれた「水」や「花鳥風月」;現代につづく「花鳥風月」―梅や桜、古代ハス、野山や川辺の生きもの ほか)
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- 和書
- 児童文化学研究序説