末期戦中派の風来記

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780704204
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0093

内容説明

末期戦中派の虚しさ、迷い。ニヒルな大学生活で出会ったマルクス主義。よき友と隣人に恵まれ、風来ながらも筋を通してひたすら歩んできた道。歴史、社会、人生にあやなす真率な詩情…。あなたの明日がほの見えてくる。

目次

敗戦まで一年半の軍隊生活
弊衣破帽・旧制高校の二年間
青春彷徨・四〇年代末の大学
一九五〇年・大学の内と外
学校回り旅巡業の児童劇
東大ポポロ事件とその前後
心は売らぬ会社員の第一歩
職場に腰をすえる気構えで
組合本社支部を拠点として
不当配転拒否とその報復
労働専従・陽気な仲間たち
六〇年安保闘争の前と後
京浜工業地帯の居住地で
国交回復前の新中国に渡る
アカシアの大連で日本語教師
文化大革命の渦中から帰国
新聞記者としてのびのびと
文学運動機関誌の編集部へ
ベトナム反戦・大学民主化闘争
堤防道路阻止やらソ連行やら
多摩川決壊水害と八鹿高校事件
交響曲「風雪」や山宣劇の上演
文学運動の曲折と先輩・盟友の死
労働争議支援や狛江民主市政

著者等紹介

土井大助[ドイダイスケ]
1926年山形県鶴岡市生まれ。詩人、詩人会議顧問、日本民主主義文学会幹事。文団連代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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