内容説明
竹垣を吹き抜ける冬の烈風が鳴らす笛のような音。そこに特高警察の笞音を聞く人がいた…(虎落笛)。戦後生まれの著者が、戦争の傷痕を身辺に見きわめつつ、現代を切り開く道筋を照らし出そうとした短篇小説集。
著者等紹介
能島龍三[ノジマリュウゾウ]
1949年群馬県前橋市生まれ。日本民主主義文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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