鬼手佛心―すべては患者のために

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780703122
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

外科医・法医学者、中田友也の半生。手術好き、しかも勉強家。1日も欠かさなかった早朝・帰宅前の病室まわり。秋田訛りでやさしく語りかけ、患者にこよなく愛される一方で、愛犬家でもあった…。共産党とともに権力とたたかい抜いた60年。

目次

第1部(病に倒れて;少年・青年時代;徴兵忌避と東京大空襲;レッドパージから代々木診療所に;法医学者として ほか)
第2部 論文(小畑達夫は外傷性ショック死ではない;多喜二の死因-その法医学的考察から)

著者等紹介

中田友也[ナカタトモヤ]
1918年11月20日秋田県大館町(現・大館市)で誕生。1938年能代中学を卒業、中央大学商学部に入学。1940年日本大学専門部医科に入学しなおす。1944年9月医学部を繰上げ卒業。本所病院(現・都立墨東病院)に勤務する。1949年12月31日尼崎のナニワ診療所に就職。1950年5月東京・赤羽の東京自由病院に就職。7月川崎の個人病院宮川病院に勤務。1952年3月1日代々木診療所に副院長として迎えられる。1953年11月慈恵医科大学薬理学教室・中尾健教授の研究生となる。1957年3月同研究室での研究成果を発表し、医学博士の学位を取得する。同時に代々木病院に戻り常勤医となる。1962年12月日本外科学会と日本法医学会に入会する。1997年10月31日代々木病院を退職。以降、西荻診療所・武蔵村山中央病院などで非常勤医師として診療にあたる。2005年11月20日自らの意志で一切の医療活動から身を引くことにする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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