出版社内容情報
★「表現力」や「自分で考える力」を育む
★「和のおけいこ」をわかりやすく解説
★ 習っている子にも、これから習いたい子にも
*きれいな字が書けるようになる
*歴史や道具のあつかいかたがわかる
*計画力・集中力・発見力などが楽しく身につく
書道とは「文字を書く」
これだけのことですが、
きれいな字を書くなかで
たいせつなことが学べ、
多くの力を身につけることができます。
◇◆◇ 書道とは ◇◆◇
漢字やひらがなが読めなくても、
書道の魅力は海外の人を虜にしています。
海外の人たちは漢字の持つ意味を自分なりに解釈し、
それを表現する芸術と書道を
とらえているのでしょう。
書道は中国から日本にやってきました。
およそ1400年ぐらい前のことです。
中国では書道は身分の高い人が教養として
身につけるものと考えられていました。
日本人は「書道」をどのように
とらえていたのでしょう。
日本でも中国と同様、
教養として考えられていましたが、
日本では特に、
「文字は自分を写す鏡」「書は人なり」と
昔からいわれ、
きれいな文字を書く人は
尊敬に似たまなざしで見られていました。
パソコンやスマートフォンが
伝達手段の中心になると、
毛筆で文字を書く機会も
減っていることは確かですが、
きれいな文字を書く人への
尊敬のまなざしは消えません。
また、海外の人と同じに、
日本人にとり書道は表現をする芸術であり、
元気や優しさ、感動を多くの人に伝えることができる
日本の伝統文化です。
背筋をのばし、筆をとり、白い紙に向かう…。
集中して筆を進め、
表現するこの時間はたとえ短くとも、
何事にもかえがたい、
多くのことを教えてくれる
大切な時間になることでしょう。
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆1章 もっと親しくなる!
書道を知る
* どうして書道を習うの?
* 字がきれいになるだけでない!
こんな「力」も身につく
・・・など
☆2章 スピード上達!
漢字の「基本のキ」を知る
* 正しい姿勢・筆の持ち方
* 筆の正しい運び方
・・・など
☆3章 ステップアップ!
文字を書く楽しさを知る
* 美しくて気持ちがいい!
美文字のヒミツを知る
・・・など
☆4章 優美に、力強く!
「ひらがな」を知る
* ひらがなの由来
「ひらがな」と「漢字」は親子?
・・・など
☆5章 練習の成果!
熟語を書いてみましょう
内容説明
全体を見る力。正しい姿勢。歴史や道具。きほんから応用まで。書道とは「文字を書く」これだけのことですが、きれいな字を書くなかでたいせつなことが学べ、多くの力を身につけることができます。
目次
1章 もっと親しくなる!書道を知る(どうして書道を習うの?;字がきれいになるだけでない!こんな「力」も身につく ほか)
2章 スピード上達!漢字の「基本のキ」を知る(正しい姿勢・筆の持ち方;筆の正しい運び方 ほか)
3章 ステップアップ!文字を書く楽しさを知る(美しくて気持ちがいい!(1)美文字のヒミツを知る
美しくて気持ちがいい!(2)文字の配置に気をつけて ほか)
4章 優美に、力強く!「ひらがな」を知る(ひらがなの由来「ひらがな」と「漢字」は親子?;書くポイント「ひらがな」自慢になる! ほか)
5章 練習の成果!熟語を書いてみましょう(書いてみましょう)
著者等紹介
夏生嵐彩[ナツキランサイ]
東京学芸大学 書道科卒 書道師範。日本芸術書院 評議委員。水墨画を小林東雲氏に師事。伝統技術と舞台演出を駆使した特大パネルへのライブパフォーマンスや、アートを取り入れた児童・幼児への教育活動を行う。現在、神楽坂アトリエにて書道と水墨画の垣根を越えた教室『墨サロン』主宰。子どもの習字クラスではレッスンを通じて「思考力」「美意識」を育む指導を行っている。2023年よりフランスでの活動を開始。世界に向けて書や水墨画の魅力を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。