出版社内容情報
★ 専門医がわかりやすく教えます。
★「安心」「安全」のために役立つ情報!!
★ 病気やケガの予防から日頃のケアまで。
★ 必要な知識が身に付く!
★ 愛しいデグーの暮らしを楽しく快適に。
★ 少しでも長く一緒に過ごせるように。
◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
近年、エキゾチックアニマルと呼ばれる小動物たちを
飼育する人が増加しています。
これから紹介するデグーも
エキゾチックアニマルの一つで、
2000年代半ばから日本でも
よく飼育されるようになりました。
デグーはもともとチリの山岳地帯に生息する
げっ歯類の一種ですが、
現在ペットとして流通している個体は
すべて人の下で繁殖された個体です。
ペットとして古くから飼育されているげっ歯類の
ゴールデンハムスターと大きさはよく似ていますが、
習性や人間に対しての慣れ方は全く異なります。
デグーは集団で飼育することが可能で活動的。
表情も豊かで手先が器用。
その生態は興味深く、
飼い主を飽きさせることはありません。
また寿命が6~8年ほどのため、
ハムスターと比べると長く一緒に過ごせるのも
魅力の一つです。
その一方、最近人気のウサギやチンチラと比べると
体は小さく、そのぶん体力が少ないため、
ストレスや病気に対しては弱い一面があります。
したがって、飼育している時にはよく観察をして
わずかな変化を見逃さないことが大切です。
デグーを飼っているとさまざまな病気やケガを
起こすことがあります。
その時に、慌てないように事前に知識を
入れておくことはとても大切です。
一方で、飼い主の勝手な判断での処置や治療は
かえって、良くない方向にさせることがあります。
今デグーを飼っている方、
これからデグーを飼いたい方に向けて、
起こりうるトラブルの対策と対応を
1冊にまとめました。
本書をきっかけにデグーが健康で長生きできる
一助になれば監修者として
これほど嬉しいことはありません。
田園調布動物病院院長
田向 健一
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆第1章 予防編
健康を保つには
* 大事なのは予防
* 健康チェックのポイント
* 食餌の栄養バランス
* 清潔な環境づくりが大事
* 温度・湿度管理も大切
・・・など
☆第2章 病気編
デグーがかかりやすい病気
* 症状からわかる病気のサイン【早見表】
* 各部位および器官・臓器系統のイメージ
・・・など
内容説明
「安心」と「安全」のために役立つ情報を専門医がわかりやすく教えます。病気やケガの予防から日頃のケアまで必要な知識が身に付く!愛しいデグーの暮らしを楽しく快適に。そして少しでも長く一緒に過ごせるように。
目次
第1章 予防編(健康を保つには)
第2章 病気編(デグーがかかりやすい病気;耳の病気;口の病気;皮膚の病気;内分泌系・循環器系の病気;消化器系の病気;呼吸器系の病気;泌尿器系の病気;生殖器系の病気;ケガ・その他)
著者等紹介
田向健一[タムカイケンイチ]
田園調布動物病院院長・獣医学博士。麻布大学獣医学部卒業。犬猫から小動物、爬虫類までを診療対象としており、特にフクロモモンガやウサギなど小動物の診療に詳しい。獣医師向けの書籍、一般向けの飼育書などを多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。