出版社内容情報
★ はじめての手話もすっきり理解!みるみる上達!
★ 基礎から応用までこの1冊で
きちんと身につきます。
*よく使う「単語やフレーズ」を徹底紹介
*さまざまなシーンで活かせる「豊富な会話例」
*表現の幅を広げる「わかりやすい文法解説」
◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
手話は聴覚障害者が日常生活で使う大切なことばです。
聴覚障害者だからといって、
全員が手話を用いているとは限りませんが、
手話とともに生活している聴覚障害者は存在します。
聴覚障害者とは、聴力が低下した時期や聞こえの程度、
話すことばなど状況によって、
ろう者、難聴者、中途失聴者など分類されます。
2013年から手話言語法を条例にする動きが活発になり、
言語としての手話の認識度や需要が高まりつつあります。
手話を使う人が増えれば、
約32万人といわれている聴覚障害を持つ人との
交流の機会がますます増えることになるでしょう。
手話にはろう者が多く用いる、
日本語とは異なる言語の「日本手話」と
日本語の語順通りに話す「日本語対応手話」があります。
本書では、実際に使用されている実用的な
「日本手話」を紹介しています。
本書では、手話をはじめて学んでみようと考えている人を対象に、
日常でよく使う実践的なフレーズを中心にまとめています。
聴覚障害を持つ人はもちろん、聴者の人も、
はじめて手話を覚えたいと考えている人に役立つよう、
順序立てた内容になっています。
挨拶や自己紹介からはじまり、
出かける際に使う会話や、意見や思いなど気持ちを表す
言い回しなども紹介しています。
さらに、各パートで学んだことを復習する
おさらいのページや練習問題なども掲載し、
着実に覚えられるような構成になっています。
この本により、手話という言語が身について会話の場が広がり、
読者一人ひとりの世界が豊かになることを願います。
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆PART1 手話を使ってみよう
☆PART2 挨拶をしてみよう
☆PART3 自分のことを相手に伝えてみよう
☆PART4 相手のことをもっと知ってみよう
☆PART5 一緒に出かけてみよう
※ 本書は2020年発行の
『DVDでよくわかる 基本の手話 すぐに使える会話と表現 新版』 から、
動画をオンライン視聴の形に変更し、
書名・装丁を変更して発行しています。
内容説明
基礎から応用までこの1冊できちんと身につきます。よく使う単語やフレーズを徹底紹介。さまざまなシーンで活かせる豊富な会話例。表現の幅を広げるわかりやすい文法解説。
目次
1 手話を使ってみよう(あなたはろう者ですか?;私は手話の勉強をしています ほか)
2 挨拶をしてみよう(久しぶりです。元気でしたか?;手話の勉強はどうしていますか? ほか)
3 自分のことを相手に伝えてみよう(誕生日はいつですか?;日時に関する単語 ほか)
4 相手のことをもっと知ってみよう(昨日、誕生日でしたよね?;あなたの弟は大学生でしたよね? ほか)
5 一緒に出かけてみよう(今日は晴れですが明日は雨みたいです;今度一緒に映画を観に行きましょう ほか)
著者等紹介
野口岳史[ノグチタケシ]
「NHK手話ニュース845」手話キャスター国立障害者リハビリテーションセンター学院教官。1985年生まれ。2003年横浜市立聾学校を卒業し、2007年亜細亜大学を卒業。2008年に社会福祉法人東京愛育苑金町学園の非常勤児童指導員、2011年には私立明晴学園中学部で非常勤講師として社会科を教える。また、立教大学、亜細亜大学、王子総合高校などで手話教育の指導にあたる。現在は国立障害者リハビリテーションセンター学院手話通訳学科の教官として手話通訳士の養成に力を入れているほか、「NHK手話ニュース845」で手話キャスターとしても活躍。聴覚障害者に対して理解を広める為の活動に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 奇談 角川ホラー文庫