出版社内容情報
★ 各像それぞれの工程と、
より美しく彫れる「コツ」を
写真と図解でわかりやすくご紹介します。
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
仏像彫刻の技法は偉大な先人たちによって
約1000 年以上前に完成し、
生み出された傑作の数々は
日本人の信仰の対象として
今も変わらない尊い存在感を放っています。
長い年月をかけて師から弟子へと
受け継がれてきた技術を手がかりに、
仏像彫刻の世界の楽しさを
ぜひ実感してみてください。
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆ 第1章 大日如来を彫る
* 本体・手
* 光背
* 台座
* 蓮弁
* 宝冠・腕の飾り
* 白毫・顔を描く
≪コツ≫
* 場所に応じて適切な道具を使い分ける
* 腕の空間を意識して体とのバランスを考えながら彫る
・・・など
☆ 第2章 阿弥陀如来を彫る
* 本体
* 手
* 光背
* 台座
* 下駄
* 白毫と肉髻珠
≪コツ≫
* 左右対称になるよう正確に木取りする
* 全身のバランスを見ながら少しずつ整える
本体につけた時の形をイメージして彫る
・・・など
☆ 第3章 不動明王を彫る
* 本体・手
* 光背
* 岩座
* 宝剣・宝剣の柄
* 羂索(環・分銅)
* 框
≪コツ≫
* 段差をよく見て正確に木取りする
* 道具の使い分けに注意する
* 曲尺を当てて常に寸法を確認しながら彫る
・・・など
※本書は2015 年発行
『人気の三種が彫れる 仏像彫刻 上達のポイント ‾大日如来坐像・阿弥陀如来像・不動明王像‾』
の書名・装丁を変更し、新たに発行したものです。
内容説明
各像それぞれの工程と、より美しく彫れる「コツ」を写真と図解でわかりやすくご紹介します。
目次
第1章 大日如来を彫る(本体・手;光背;台座 ほか)
第2章 阿弥陀如来を彫る(本体;手;光背 ほか)
第3章 不動明王を彫る(本体・手;光背;岩座 ほか)
著者等紹介
関〓雲[セキコウウン]
仏師。群馬県前橋市出身。父が仏壇工芸師で、子どもの頃から寺社や仏像に親しんで育つ。1994年、20歳で仏師で日展作家の斎藤〓琳氏に弟子入りする。2000年、年季を明け、師より「〓雲」の仏師号を賜り独立。2007年、〓心会仏像彫刻・木彫教室代表に就任。都内、富山、群馬など10か所で教室を開催している。関〓雲仏所、関〓雲仏像彫刻・木彫刻学院、〓心会仏像彫刻・木彫刻教室各代表。日本木彫刻協会会長
紺野〓慶[コンノコウケイ]
仏師。東京都出身。1996年、斎藤〓琳氏に弟子入りする。2002年、年季を明ける。2004年、師より「〓慶」の仏師号を賜る。関〓雲仏所、関〓雲仏像彫刻・木彫刻学院、〓心会仏像彫刻・木彫刻教室各副代表。日本木彫刻協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。