コツがわかる本 STEP UP!<br> 篆刻 鑑賞と分析のコツ―深い理解が制作につながる

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コツがわかる本 STEP UP!
篆刻 鑑賞と分析のコツ―深い理解が制作につながる

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  • サイズ B5判/ページ数 112p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784780423389
  • NDC分類 739
  • Cコード C2071

出版社内容情報

★ 技法や特徴から、歴史、思想まで。

★ 印の世界を深く正しく知ることで、
味わいを増した作品づくりに。


◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆

篆刻(てんこく)は、印に文字を刻す伝統芸術です。
主に漢字の最も古い書体である篆書(てんしょ)を刻すので
篆刻という名称がついていますが、
実際には篆書以外の書体も用いられます。

篆刻は、手に収まるほどの
小さな四角の中に文字を配し
様々な意匠を凝らすことから
「方寸の美」とも称され、
机上に収まる小さい空間の中に
無限の広がりを感じさせられる奥の深い世界です。
本書では「篆刻をどのように鑑賞すればいいのか」
というニーズに応えるべく、
篆刻芸術を鑑賞し理解するための見方・考え方について、
様々な作例を挙げて解説致します。

中国・日本における歴代の古印や
篆刻の作品解説にはじまり、
近現代の篆刻作品についてはそれぞれ独自の技法や
風格に着目して鑑賞の解説を行います。

この本が篆刻に興味を持つ方の鑑賞の一助となり、
あるいは篆刻芸術に魅力を感じて篆刻を楽しむきっかけとなり、
篆刻人口の増加へと繋がることを願っております。

篆刻家 川内 伯豐


◆◇◆ 本書について ◆◇◆

本書では、篆刻の鑑賞について内容を
四つのカテゴリーに分類しています。

第一章では、篆刻を鑑賞するうえで、
抑えておきたいポイントを紹介。
篆刻芸術の概要から印面や側面に彫られた
側款の意味、手法、印材の種類など、
基本となる知識を説明しています。

第二章では、篆刻が起こった中国において、
古典である古璽印から歴史をたどり、
現代への流れを紹介します。
篆刻の主要な風格について解説し、
篆刻芸術を理解するための基礎的な内容が
理解できます。

第三章では、日本における篆刻の歴史、
中国から伝来し、どのように文化として
発展していったのか、その足跡や潮流を辿ります。

第四章では、印に込められた思想や背景を紐解き、
篆刻芸術の根底にある思想や印文内容と
作品効果についてなど、一歩踏み込んだ
解説を試みます。

自分に合ったスタイルで篆刻の世界を
より深く知り、楽しんでみてください。


◆◇◆ 主の目次 ◆◇◆

☆ 第一章
鑑賞のポイントを整理する
≪篆刻の用例≫
書画作品における篆刻の使用例
≪篆刻芸術の要≫
篆刻とは線の表現による芸術である
・・・など全19項目

☆ 第二章
古印の世界に親しむ
≪篆刻の鑑賞とは≫
二つの観点から篆刻を鑑賞する

内容説明

技法や特徴から、歴史、思想まで。印の世界を深く正しく知ることで、味わいを増した作品づくりに。

目次

第1章 鑑賞のポイントを整理する(篆刻の用例/書画作品における篆刻の使用例;篆刻芸術の要/篆刻とは線の表現による芸術である ほか)
第2章 古印の世界に親しむ(篆刻の鑑賞とは/二つの観点から篆刻を鑑賞する;古印鑑賞の歴史/詩・書・画と並ぶ文人芸術の一角を担う ほか)
第3章 日本歴代の古印・篆刻の鑑賞(大和古印/日本の印章の祖「大和古印」;武家の印/戦国武将が愛用した「武将印」 ほか)
第4章 印に込められた思想や背景(古銅印における〓章/古銅印における〓章とその内容;老荘思想の影響/老荘思想を背景とした篆刻作例 ほか)

著者等紹介

川内伯豐[カワウチハクホウ]
東京都出身。教育学修士(東京学芸大学)、書道学博士(大東文化大学)。菅原石廬、岡野楠亭に師事。日本美術展覧会、日本の書展、読売書法展、謙慎書道会展などに篆刻作品を出品し、入選・受賞多数。首都圏高等学校芸術科書道講師、淑徳大学公開講座講師、NHK文化センター講師、読売・日本テレビ文化センター講師、すみだ生涯学習センター講師等を歴任し、現在、東洋大学文学部専任講師、大東文化大学人文科学研究所兼任研究員、読売書法会幹事、謙慎書道会理事、全日本篆刻連盟理事、文京区書道連盟理事、尚友書道会主宰ほか。書道・篆刻の作品制作・研究発表を精力的に行うとともに、学校教育・生涯学習を通じた社会貢献に積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月と星

1
★★★カラー写真が多く充分鑑賞できるけど,分析するまでの知識と理解力がない。2021/01/20

T.Y_ magazine & cartoon

0
【unlimited】2020.10.30第1版1刷。▼篆刻、聞き慣れない言葉だと思いますが、書道の作品の左下にあるハンコのこと。これだけを問うジャンルもある。▼全4章、鑑賞ポイント、古印の世界、日本歴代の古印・篆刻、印に込められた思想・背景、の構成。▼家に某先生からいただいたハンコ(篆刻)を飾ってある。最初、ハンコくださるというから喜んでホイホイ貰うと、尻込みするよなデカくて立派な作品。書道展に出向いて篆刻作品も鑑賞してきていますが、理解が深いかと言われれば?なので、もっと理解したいと思い借り。要再読。2021/07/21

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