出版社内容情報
江戸を中心に古文書の解読のポイントを
写真や図を交えた解説で紹介。
入門の位置づけの本でとっつきやすい内容も掲載。
動画解説で人気の講師が教える、
いちばんわかりやすいくずし字入門 !
ゼロからでもわかりやすい !
この一冊で始める ! !
平仮名を読みこなすコツを徹底解説
● どうして読めないか
● 五十音別解説
● 続き字の攻略
● 文献にチャレンジ
最もわかりやすい入門書を目指して
基礎の基礎から学べる本をつくりたい。
それが本書の企画意図である。
もちろん最低限のことは覚えなくてはならないが、
攻略のコツさえつかめば進歩は意外に早い。
ネット講座 「 くずし字を解説しよう! 」が
大人気の齋藤均先生のご協力のもと、
基礎の基礎にこだわって効率よく学べるポイントをまとめてみた。
くずし字の読みこなしはパズルや暗号解読に似ている。
のたくった謎の筆文字が意味のある言葉に
変わる瞬間は快感といっていい。
中高年の方には格好の脳トレにもなってくれるだろう。
本書は基礎の基礎という観点から、
平仮名の読解にテーマを絞った。
平仮名が読めるようになれば、
漢字にルビが振られた江戸期の
庶民向けの文書なら十分こなせる。
また漢字が混ざった古門書の読み取りにも自ずと道が開けるはずだ。
くずし字では一つの音にいくつもの種類( 異体字 )が設定される。
本書では異体字の数が限定されてくる江戸時代のものを中心に、
比較的登場頻度が高いものを齋藤先生にセレクトしてもらった。
なお異体字のパターンは、書道家の樋口英一氏に書き起こしていただいた。
読めると、文字を介して昔の人とつながれるなど
人生を豊かにしてくれる面もあるが、
それ以前に他人に真似できない知的な行為であり、
特技として人にほこっていいことだと思う。
この本で、あなたもくずし字マスターを目指そう。
※ 本書は、2017年発行の『古文書を楽しく読む! よくわかる「くずし字」見分け方のポイント』の新版です。
内容説明
動画解説で人気の講師が教える、いちばんわかりやすいくずし字入門!この一冊で始める!!平仮名を読みこなすコツを徹底解説。
目次
第1章 読解のファーストステップ―私たちは、なぜくずし字が読めないか?(くずし字と現代文ではルールがちがう;字のくずし方にバリエーションがある;なかなか面倒な「歴史的仮名遣い」 ほか)
第2章 「あ」から「ん」までをガイド―くずし字の平仮名を徹底攻略する
第3章 レベルアップのツボはここ―すらすら読み解くための必勝方程式(まずは読める字から取りかかろう;続け書きで文字の境界を見つけるツボ;偏や旁から読めない字を推測する ほか)
第4章 読むと楽しいくずし字ワールド―江戸時代の美人絵や妖怪画にトライ(「花競今様姿」のうち「牡丹」;「花競今様姿」のうち「百合」 ほか)
巻末付録 迷ったら繰り返しチェック―「48音くずし字」一覧
著者等紹介
齋藤均[サイトウヒトシ]
茨城県生まれ。東洋大学卒業。現在、東海大学付属諏訪高等学校国語科教諭を務める
山本明[ヤマモトアキラ]
長野県生まれ。歴史関連を中心に執筆活動を続け、平成26年、『地図と写真から見える!古事記・日本書紀』(西東社)で「古事記出版大賞」を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひと
Tomonori Yonezawa
dobrydenkrtek
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