出版社内容情報
仏像の彫刻で顔(表情)、頭、手(手首から先)、足(足首から先)の細部を作成するコツを紹介。
内容説明
さらに美しく造形するために、各部位の表現力を高めるポイントを抽出。特徴的な形状や、モチーフの種類による違いなど、写真と図解でわかりやすく解説します。
目次
第1章 “基礎編”制作する前に押さえておくこと―道具と材料の選び方と使い方の基本、仏像各部の寸法比率(必要な彫刻刀を揃える;その他の道具を揃える ほか)
第2章 仏像の表情を形づくる(基本の顔の彫り方;顔の各パーツを彫る)
第3章 頭部を彫る(宝髻;螺髪)
第4章 手を彫る(手の形(印)の種類―本書で扱う形の模範例
各種の手の形の彫り方 ほか)
第5章 足を彫る(足の彫り方―本書で扱う足の形の模範例;立像の足の基本の彫り方を知ろう)
著者等紹介
関〓雲[セキコウウン]
仏師。群馬県前橋市出身。父が仏壇工芸師で、子どもの頃から寺社や仏像に親しんで育つ。1994年、20歳の時に仏師で日展作家の斎藤〓琳氏に弟子入りする。2000年、年季を明け、師より「〓雲」の仏師号を賜り独立。2007年、紺野〓慶と〓心会仏像彫刻・木彫刻教室を開設し代表に就任。2010年、関〓雲仏像彫刻・木彫刻学院を開校し代表に就任。2013年、日本木彫刻協会を設立し会長に就任。都内、富山、群馬など10か所で教室を開催している
紺野〓慶[コンノコウケイ]
仏師。東京都目黒区出身。1996年、15歳の時に仏師で日展作家の斎藤〓琳氏に弟子入りする。2002年、年季を明け、2004年に師より「〓慶」の仏師号を賜り独立する。2007年、関〓雲と〓心会仏像彫刻・木彫刻教室を開設し副代表に就任。2010年、関〓雲仏像彫刻・木彫刻学院の副代表に就任。2013年、日本木彫刻協会副会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。