出版社内容情報
★ 憧れのステージで最高の演奏を !
今すぐ取り入れたい練習のヒントや曲作りの極意、
本番で力を発揮するための秘訣まで、
わかりやすく紹介します。
全国大会の常連校で音楽監督をつとめ
幾度も金賞へと導く指導者が
実力アップのポイントを徹底解説 !
◆ 「楽器を吹く体」のための基礎練習
◆ 「豊かな音色や正しいテンポ感を身につける」
◆ 「表現力と演奏の完成度を高める」
☆ ‾ ☆ はじめに ☆ ‾ ☆
監修 畠田 貴生(はたけだ たかお)より
吹奏楽を通じて得た経験で
人生を楽しく豊かなものにしてください
私は高校の理科の教員で、
これまで音楽の専門教育を受けたことはありません。
10歳から音楽を始めて、すでに30年以上が過ぎ、
「うまく演奏できなかった」
「あの部分の指揮を失敗した」ということを
数えきれないくらい経験してきましたが
「音楽がつまらない、やめたい」
と思ったことは一度もありません。
・・・ ・・・
吹奏楽というのは、
さまざまな主義主張をもつ100人100通りの仲間が、
「音楽」という共通の言語を通して、
ひとつの目標を達成するために
一丸となって突き進んでいくことです。
苦楽を共にし、本番の舞台を体験することで得られる喜びや達成感は、
何物にも代えがたいものになるでしょう。
人を怒らせることはある意味でとても簡単ですが、
感動させることはとても難しいことです。
一人ひとりの「音楽が好き」という気持ちが一つひとつの音色になり、
その音色が融合したアンサンブルが演奏者だけでなく、
聞いている人も感動させることができる。
吹奏楽は、そんな無限の可能性を秘めていると私は思います。
ぜひ吹奏楽を通じて、常に音楽のある生活を楽しみ、
生きる力をはぐくんでいってください。
★ 序章
ウォーミングアップで楽器を吹く体を作ろう
★ 第1章
個人練習とパート練習でステップアップ ( 10項目)
★ 第2章
代表的な楽曲の特徴をつかもう ( 5項目)
★ 第3章
合奏でアンサンブルを楽しもう ( 8項目 )
★ 第4章
コンクールや大会を目指そう ( 7項目 )
★ 第5章
憧れのステージで演奏しよう! ( 13項目 )
★ 終章
楽器のメンテナンスにも気を配ろう ( 4項目 )
その他コラム6項目 ・ Q&A4項目
※本書は、2014年発行の『部活でもっとステップアップ 吹奏楽 上達のコツ50』を元に、
加筆・修正を加えたものです。
内容説明
全国大会の常連校の指導者が、実力アップのポイントを徹底解説!
目次
序章 ウォーミングアップで楽器を吹く体を作ろう
第1章 個人練習とパート練習でステップアップ
第2章 代表的な楽曲の特徴をつかもう
第3章 合奏でアンサンブルを楽しもう
第4章 コンクールや大会を目指そう
第5章 憧れのステージで演奏しよう!
終章 楽器のメンテナンスにも気を配ろう
著者等紹介
畠田貴生[ハタケダタカオ]
東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部音楽監督。東京隆生吹奏楽団音楽監督。全日本高等学校吹奏楽連盟常任理事。1971年北海道出身。10歳の頃から吹奏楽を始める。1986年千葉県立千葉南高校入学と共に吹奏楽部に所属。顧問穴山和義先生の薫陶の下、打楽器パートの中心メンバーとして活躍。1993年早稲田大学理工学部卒業。1994年東海大学付属高輪台高等学校に勤務、吹奏楽部の指揮者に就任。就任当時本校は男子校で、30名余りであった部員を共学に移行後、わずか2年で100名を越す大所帯の吹奏楽部に発展させた。生徒を信じ、生徒の力を最大限に引き出すその指導には定評がある。また、本校以外の各学校の吹奏楽部の指導や、吹奏楽コンクールの審査員、各種雑誌への執筆、メディアへの出演等を依頼されるなど、最近ますます活動の場が広がってきている。これまでに全日本吹奏楽コンクール高校の部/一般の部に21回出場し、金賞15回、銀賞3回を受賞した。2008年、2013年、2016年、なにわ“オーケストラ”ウィンズに、客演指揮者として出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。