出版社内容情報
陸上競技のリレー種目での記録向上のコツを紹介。バトンパスのスムーズな受け渡しや、走順に応じた戦略などをコツとして解説。★ この一冊でもっと「速く」「うまく」つなげる!
★ 走りのレベルアップ、バトンパス強化、オーダーの組み方…
★ メダリスト&日本一を育てた指導者が、最強の継走テクニックを凝縮!
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
一つのバトンをつないで勝利を勝ち取る。
夏季オリンピックの花形とも言われる陸上は、そのほとんどが個人競技です。
日々の厳しい練習を経て、人間の限界に挑戦する姿は観ていて尊いものですし、多くの人の感動を呼び込みます。
そんな陸上競技のなかで、ひときわ観衆の感動と興奮を誘うのが、
数少ない団体競技である「リレー」ではないでしょうか。
走者一人ひとりが限界まで走りきることはもちろん、
走者と走者をつなぐバトンパスの巧拙、そして走順を含めた戦術面など、
リレーには他の陸上競技にはないおもしろさが多く含まれています。
一つのバトンをつないで勝利を勝ち取るというそのプロセスも、
おもしろさに拍車をかけているのかもしれません。
本書はスプリント能力を高めるための走り方の基礎から、
リレーで重要な役割を担うバトンパス、そしてタイムを縮めるため、勝利をもぎとるための戦術を、
どのレベルの選手が読んでも身になるように構成しています。
陸上競技初心者ははじめて聞くことばかりかもしれもせんし、
リレー経験者でも、基礎を見直すなかで新たな発見があると思います。
本書が読者の皆様のさらなるレベルアップの一助となれば、
陸上競技に携わる一員としてとてもうれしく思います。
中央大学陸上部監督
星野晃志
星野 晃志[ホシノコウジ]
監修
内容説明
この一冊でもっと「速く」「うまく」つなげる!走りのレベルアップ、バトンパス強化、オーダーの組み方…メダリスト&日本一を育てた指導者が、最強の継走テクニックを凝縮!
目次
1 リレーの特徴(リレー種目の醍醐味―バトンをつないでゴールを目指す。チームワークで勝つスプリント競技;リレー種目の分類―リレー種目はさまざま。種目ごとに戦術は変わる ほか)
2 リレーに活きるスプリント技術を高めよう(姿勢の取り方―カラダが一本の軸になるような姿勢をつくって走る;姿勢の矯正ドリル―つねに正しい姿勢で歩くことを心がけて姿勢を矯正 ほか)
3 スタート・コーナリングのテクニックをあげる(スターティングブロックの使い方―コーナースタートの第1走者はやや角度をつけてセッティングする;スタートの構え方―正しいポジションをとることで強く蹴り出すことができる ほか)
4 リレーの戦術(バトンパスの種類―バトンパスのテクニックが勝敗を左右する;オーバーハンド‐パスのテクニック1―肩の位置まで腕を上げることでスムーズな受け渡しが可能になる ほか)
著者等紹介
星野晃志[ホシノコウジ]
中央大学陸上競技部監督。1979年生まれ、千葉県佐倉市出身。成田高校から中央大学に進学し、400メートルハードルの選手として活躍する。大学卒業後は中央大学職員として母校に残り、陸上競技部コーチを務める。2014年より同陸上競技部監督として現在に至る。(公財)日本オリンピック委員会強化スタッフ、(公財)日本陸上競技連盟強化委員会委員、関東学生陸上競技連盟評議員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。