コツがわかる本
デサインの基礎が身につくフラワーアレンジ上達レッスン60

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784780419672
  • NDC分類 627.9
  • Cコード C2076

出版社内容情報

バラエティに富んだ花留めのテクニックから小物使いまで、暮らしを彩る季節の花を楽しむ、とっておきのヒントをたくさん紹介。★ 基本から多彩な表現方法まで、この一冊で身につきます!
★ 身近な花材で本格的なデザインが楽しめる、季節のアレンジを40項目掲載しています!


◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆

四季折々に咲く花は、そこに咲いているだけで、美しく、華やかで、ときには私たちの心を癒してくれます。
その花を暮らしの中に取り入れて、豊かに楽しむためにフラワーアレンジメントがあります。

「暮らしの中で花を楽しむ」そのひとつが、伝統的な行事や家族のお祝い事です。
そこでは飾られた花を眺めることで、行事の持つ本来の意味や昔からの言い伝えなどを知り、
文化を大切にする日本人としての心の豊かさを感じることが多々あります。
本書でも行事やお祝い事のアレンジメントを紹介しました。

「暮らしの中で花を楽しむ」その私たちの生活様式も年々、変化をしています。
お花の飾り方も多様化してよいのではと思います。
生活雑貨を花器にしたり、和風や洋風の従来の飾り方にこだわらずに、お花を楽しむのもよいでしょう。

しかし、季節の花の美しさ、魅力を生かしたアレンジメントが望ましいですね。
そんなアレンジメントをするのに必要なものは何? と改めて考えてみました。

道具、花の選び方、水揚げなどの下準備、そして、形態や色合わせなどの基本の知識はもちろんですが、
花本来の姿をよく観察する事が大切です。
花の形、色、枝振りなど、じっくり眺めていると、その花の魅力が見えてくるはずです。

できることなら私たちの手元に来た花たちがどういった所で、どんな風に咲いていたか思いを巡らしてください。

英語でアレンジとは「…配列する」「…を整とんする」「整える」です。
花の魅力を知ったうえで、改めて、傷んだ葉や余分な葉、つぼみを取り除き、
効率よく水揚げがされるように花を整え、花や葉の形状に合った構成に配列を考え、飾ってみてください。

今回は特別な花材でなく「普通」に花屋さんで買える花材を選びました。
できるだけ時間をかけずに手軽に「簡単」にできるアレンジを提案しました。
中には一見「手の込んだアレンジ」に見えるものもありますが、
直ぐに活用していただくために、ちょっとした「工夫」や「小物」の紹介もしました。

「教室でレッスンを受けるのと同じように解りやすく、楽しんでアレンジ」をコンセプトにできるだけ詳しく解説をしています。
そして「花のある暮らし」をご自身でアレンジしているだける一助になれば幸いです。


※ 本書は2012年発行の「もっと素敵にセンスアップ! 毎日のフラワーアレンジ60のポイント」を元に加筆・修正を行っています。

長井 睦美[ナガイムツミ]
監修

内容説明

基本から多彩な表現方法まで、身近な花材で本格的なデザインが楽しめる季節のアレンジ40。

目次

1 マスターしたいアレンジ・テクニック7(デザインの基本を知る;花を役割で分ける ほか)
2 春夏秋冬のアレンジ40(春の息吹をアレンジ;夏の躍動感をアレンジ ほか)
3 花をもっと楽しむアイデア6(和花を「洋」にアレンジ;洋花を「和」にアレンジ ほか)
4 知っておきたいアレンジ前の手入れテク(花屋さんと仲よくなる;元気な花の見分け方 ほか)

著者等紹介

長井睦美[ナガイムツミ]
一般社団法人ユニバーサルデザイナーズ協会代表理事。一般社団法人アジア花の文化協会理事。厚生労働省国家検定1級フラワー装飾技能士。大阪フラワー装飾科職業訓練指導員。公益社団法人日本フラワーデザイナー協会講師。フラワーアレンジメントを神保豊氏に師事。草月流師範。NHK文化センター、朝日テレビカルチャースクールで講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。