出版社内容情報
必ず知っておきたい基本的な技術や練習法を、2015・2016年ジュニアナショナルチームの監督がわかりやすく解説。日本代表を育てた強豪校が実践する、必勝のポイントはこれだ!
● 正しい打ち方をマスター!
● 実践で活きる効果的なトレーニング!
● 戦術を駆使して試合を勝ち抜く!
● 実力を伸ばす練習計画 ・ 環境づくり!
バドミントンは、多くの人に親しまれているスポーツです。
手軽に始めることができ、広場さえあればどこでもプレーできます。
しかし、トップクラスとなると高度なテクニックとスピードが求められる厳しい世界。
両極端な一面を持ったスポーツでもあります。
本書は、「部活動」に焦点をあてて作成しました。
私自身、長年、部活動としてのバドミントンに携わっており、
未熟ながらも、その楽しさも難しさも理解しているつもりでおります。
生徒たちにとっての部活動は、
ただ単にスポーツをするというだけにとどまらず、
学校生活の重要な部分を占めている時間でもあります。
その大切な時間を指導者として、最善を尽くしてきたつもりでおります。
全国の学校を見渡せば、
部員数が少なく悩んでいる部活もあれば、
逆に多すぎてコートが足りないことが悩みの学校もあり、
また、指導者がバドミントンの初心者で
どう教えていいのかわからないこともおありでしょう。
どんなに練習を積んで頑張っていても、地区予選1回戦敗退を繰り返し、
強くなろうと必死の努力を重ねている部もあるかと思います。
そうした全国各地の部、生徒、指導者たちが
少しでもよりよい方向にいくことを願って、この本を作成しました。
各学校の部活動の発展に少しでも貢献出来たら幸いです。
監修者 ; 名倉 康弘
この本は、バドミントンの上達のコツをストローク、ショットごとに
提案した本です。
始めから順番に読み進める必要はなく、
自分の苦手とする項目やテクニックなど、
習得したい部分を選んで読み進めることができます。
例外はありますが、基本的に見開きで1つのプレイの
コツを紹介しています。
そのコツをすばやく習得するため、やり方の手順や知識、ポイントとなる部分を
細かく説明しています。
また、部活動に焦点をあて、
部活動での練習法や部活動においての考え方などをページ内にも盛り込んでいます。
部活動で練習する上での参考になさってください。
巻末ページでは、よりより部活動を目指すためのコツを紹介しています。
この章では、部活動についての考え方や指導の仕方、
成長期に考えておきたいケガと栄養についてを説明しています。
※ 本書は2011年発行の
「部活で大活躍できる! ! 勝つ! バドミントン 最強のポイント50」
を元に加筆・修正を行っています。
名倉 康弘[ナグラ ヤスヒロ]
監修
内容説明
正しい打ち方を完全マスター!実戦で活きる効果的なトレーニング!戦術を駆使して試合を勝ち抜く!実力を伸ばす練習計画・環境づくり!日本代表を育てた強豪校が実践する、必勝のポイント!
目次
1 基本を覚えることが上達への近道(親指と人差し指で軽く握る―グリップの握り方;手首を起こしてラケットを立てる―リストスタンド ほか)
2 正しい打ち方を体に覚え込ませることが試合勝利の秘訣(シャトルを打つ位置でストロークが変わる―ストロークの基本;打つ前に素早く半身になり手首を返す―オーバーヘッドストローク ほか)
3 強豪校のトレーニングでレベルアップする(ツマ先をシャトルに向ける―フットワーク練習1;実戦を想定してフットワークする―フットワーク練習2 ほか)
4 試合を勝ち抜くための戦術・セオリー(まずはルールを把握することから―シングルス勝利の法則1;ロングハイサービスでコースをねらう―シングルス勝利の法則2 ほか)
5 一緒にスキルアップ 監督・キャプテンと取り組もう!(狭いスペースを活用し遊びをなくす―場所の活用法;年間を通しての予定を組み立てる―練習スケジュール ほか)
著者等紹介
名倉康弘[ナグラヤスヒロ]
静岡県出身。中京大学体育学部出身。大学卒業と同時に埼玉県の公立中学校に奉職。松山中学~川島中学~川島西中学を経て、2001年から埼玉栄中学・高等学校バドミントン部監督。公立中学校時代に全国中学校大会女子団体優勝2回。埼玉栄では全国中学校大会男子団体優勝7回、女子団体優勝1回、全国高校総体男子団体優勝11回を誇る強豪校の基礎を築き上げる。元全日本総合3連覇、オリンピックで2回の代表となった町田文彦、近年では史上最年少全日本チャンピオンとなり、日本人として44年ぶりに全英オープン選手権大会決勝進出した田児賢一の指導者としても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。