内容説明
初詣は三社に行く、これ超常識。カベチョロの他の言い方を知らない。とっとっとっていうとったと。「離合」という単語が辞書に載っている意味と違ってびっくり。若者の返事は「あーね」年配は「よかよ」。絆創膏は「リバテープ」。北九州の屋台ではお酒が出ない。代わりにおはぎが出る。おでんには手羽先を入れる。ナマ、ハリガネ、バリカタ、これ全部ラーメン注文時の呪文。江戸前ではなく、「博多前」がある。コンビニで肉まんを買うと付いてくるのは酢醤油。「山笠のあるけん」と聞いたら必ず「博多たい」。どんたくで雨が降ったら、その夏は水不足にならない。盆踊りのかわりに盆にわか。オキテを知ればもっと楽しくなる!
目次
「風習」のオキテ
「言葉」のオキテ
「食べ物」のオキテ
「生活」のオキテ
「交通」のオキテ
「学校」のオキテ
「祭り」のオキテ
著者等紹介
トコ[トコ]
1959年福岡県生まれ。慶應大学法学部卒。専業主婦16年後、コラムニストに転身して離婚。一般社団法人「ピュアウーマン」代表。久留米大学「放送論」非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山田太郎
46
離合は知らなかった、標準語じゃないのか。ラーメン500円は激しく同意。福岡の人間は地元愛が強いと改めて思いました。しかし、このおばちゃん何者だ、顔は見たことあるけど、というか西日本新聞でなんか連載してた気もするが。2015/07/15
もりけい
6
よそもんとしては参考になります。「なるほどですね」って言う人います。2017/05/30
さわたり
2
方言ネタ、笑えました。筑後在住のもので、北九州の話は実感がわきません。福岡もいろいろだな。2014/07/07
tomo
1
私も知らないことがいくつかあって思わずクスッとしてしまった。通じない方言に本気で方言だと知らなかったものもあり、面白くサラッと一気に読めた。2018/01/17
チョビ
1
とにかくこれは濃い!小倉の屋台は酒持込みだがアレはある、とか、志賀島は島ではない、だと!夜中にゴミ収集とか所変わればというが、…びっくり。手榴弾拾ったら賞金、さすがK藤会のお膝元など、一度読んでみてほしい。共和国系は少々読ませていただいたが、ぶっ飛び具合がもう違う。そして、ソウルの方が東京より福岡に近いことも再認識、私カタパン、どうやって食べたっけ、マンガ博物館は公営まん喫というが、堂々国会図書館でエロ本読んでる私にとって「なんかすんません」気分に陥るなど、「一人喜怒哀楽」を楽しむなら、ぜひ!2015/07/25