コツがわかる本
ストラテジック・サッカー分析と観戦術―プロフェッショナルの視点

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784780412680
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C2075

出版社内容情報

★ ワンランク上のアナライズ&スカウティングで試合をもっと楽しめる!

★ フットボールの見方が変わるプロの観るテクニックはこれだ!


◆◇◆ はじめに ◆◇◆

サッカーの競技人口は世界で2億7000万人、日本では750万人です。
そして、日本のサッカーファンは4400万人と言われています。
そのように、サッカーは全世界で、そして日本でも最も広く愛されているスポーツだと言えます。

サッカーの特徴は、団体で行うスポーツの中でも、特に連係プレーの良し悪しによって勝敗が大きく左右されることにあるでしょう。
しかし、そうしたチームプレーが重要である一方で、選手個人の能力やプレーの仕方も大変重要視されます。

個々の選手には、時々刻々と変化する状況への判断の早さと巧みなボールコントロールが要求されます。
またそれに加えて、ここぞというチャンスを見出し、
その瞬間を全力で掴み取るセンスの良さも同時に求められます。
そのようなサッカーの魅力を一言で表すのならば、
「チームプレーと個人技の競演が、私たちに夢と感動を与える」
といっても過言ではありません。

さて、人々のサッカーへの関心が高まる中、その試合を観戦するとき、
「どこをどのように観戦したら、サッカーがより面白く感じられるのか」
「表面的な試合の展開に一喜一憂するのではなく、もっと深いサッカーの見方を知りたい」
といった要望も高まってきたように感じています。

そこで私たちは、サッカーファンやサッカーに興味・関心をもちはじめた方々を対象にして、
サッカーチームのヘッドコーチや監督を経験している私たちの目線もからめて、
サッカーの観戦法をお伝えすることができればと思い、
本書の監修をお引き受けいたしました。
くれぐれも申し上げたいことは、私たちはサッカーに「正しい観戦」や「間違った観戦」は存在しないと思っていることです。
存在するのはただひとつ「楽しい観戦」だと思っています。
観戦者それぞれが、ご自分が好きなように試合を見て、好きなように語り合えばそれに勝る観戦法はありません。

その点で本書は、サッカーのプロの目線で、そのような「楽しい観戦」のヒントとなりそうなサッカーの見どころやポイントを取り上げました。
本書を通じて、あなたがさらにサッカーへの関心を深めていただけることを心から願っています。

ブラウブリッツ秋田
ゼネラルマネージャー 新里裕之
監督 与那城ジョージ


◆◇◆ 目次 ◆◇◆

○第1章 Football Regend ?歴史に残る名試合

○第2章 システムと戦術 ?すべては勝利のために

○第3章 選手の役割 ?守備と攻撃のハーモニー

与那城 ジョージ[ヨナシロジョージ]
監修

新里 裕之[シンサトヒロユキ]
監修

内容説明

ワンランク上のアナライズ&スカウティングで試合をもっと楽しめる!フットボールの見方が変わるプロの観るテクニックはこれだ!

目次

第1章 Football Regend―歴史に残る名試合(トータル・フットボールの衝撃―たったひとつの戦術が歴史を変えた;スーパースターの降臨―唯一無二のヒーローのための最高の舞台;史上初となる決勝でのPK戦―決め手に欠ける凡戦を招いた原因とは? ほか)
第2章 システムと戦術―すべては勝利のために(システムと戦術の基本を知ることが現代サッカーの理解につながる;中盤での数的優位を生かしたプレッシングが可能な3‐5‐2;攻撃的な現代サッカーを実現した個人技が堪能できる3‐4‐3 ほか)
第3章 選手の役割―守備と攻撃のハーモニー(GK―最終ラインの精神的支柱としてのチームメイトからの信頼を集める;最終ラインから攻撃を組み立てビルドアップの要として試合を動かす;フィールドプレーヤーの一員としてディフェンダーとの連係が不可欠 ほか)

著者等紹介

新里裕之[シンザトヒロユキ]
1980年8月29日沖縄生まれ。宜野湾高校時代に元日本代表の我那覇和樹とFWでコンビを組み全国高校選手権大会出場。群馬FC、沖縄かりゆしFCを経て、ラモス瑠偉らとともにFC琉球を発足。初代監督(選手兼任)に就任する。FC琉球では、2006年~2008年にコーチ、2009年~2011年に再び監督を務める。その間、元日本代表監督のフィリップ・トルシエや与那城ジョージらとともに指導した経験を持つ。2012年よりブラウブリッツ秋田のヘッドコーチを務め、2年目の2013年からはゼネラルマネージャーに就任

与那城ジョージ[ヨナシロジョージ]
1950年11月28日ブラジル、サンパウロ州生まれ。1972年に来日、読売クラブに入団すると14年間に渡り活躍。1985年には帰化、同年には日本代表にも選ばれている。「ミスター・ヨミウリ」と呼ばれ、今なお東京ヴェルディに受け継がれているパスを主体とするサッカースタイルを築いた第一人者である。指導者としては1986年に読売サッカークラブの監督に就任したのを皮切りに、名古屋グランパスエイト、京都パープルサンガ、東京ヴェルディ1969(現東京ヴェルディ)、FC琉球、ニューウェーブ北九州(現ギラヴァンツ北九州)など、数々のクラブに携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

19
ジョージ与那城さん監修の1冊。やれ3-4-3だ、4-2-3-1だと言っても、それはキックオフのときの話で、いざ試合が始まれば臨機応変に対応しないといけないのがサッカー。ある程度の約束事が決まっていて、それ以外の部分はリスクマネージメントしていくしかない、というのは、今回の代表に言えることかな…?2014/06/30

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