出版社内容情報
★ 試合を決める!
★ 失点を抑える!
★ 相手のチャンスをつぶす!
★ オフェンスでもチームに貢献!
★ 攻守の切り替えを極める!
★ 相手をコントロールする!
終盤の要として戦うためのポイントを
写真と図解でわかりやすくご紹介します。
◆ 監修 中西永輔(なかにし えいすけ)からのコメント
ディフェンダーには3つの大切な要素があります。
1つは、守っているときどこが危ないかを常に考え起こりうるプレーを予測することです。
相手がどんなプレーをしてくるか事前に察知して、
その応対をいつでもできる状態にしておく必要があります。
次に、対戦する相手がどんなプレーをするのか、
その特徴をいち早くつかんで、
その選手の動きに対応することです。
相手はスピードがある選手なのか、
ドリブルが上手い選手なのか、
サイドからカットインするプレーを得意としているか……。
相手のプレースタイルをできるだけ早く知ることは、
試合の主導権を握れるかどうかにも関わってきます。
最後に絶対にあきらめない心を持つことです。
例えば1対1で、相手をすべて完璧に止めることなんてできません。
突破されることもあるでしょう。
そこで抜かれて諦めてしまわないことが大切なのです。
一度抜かれても諦めずに追うことで相手にプレッシャーを与え続けることができ、
そのプレーが相手のミスを誘います。
この3つを意識しながらプレーすることで必ず上達しますし、
守ることの楽しみも味わえるはずです。
ディフェンスの能力が上達すればするほど、
ポジショニングの巧みさで相手にパスを出させないレベルまで到達できます。
いつも受け身ではなく積極的にディフェンスのアクションを起こせば
自分の思い通りになり、やりがいもでてきます。
相手に勝つ喜び、相手からボールを奪う喜びを知れば、
もっとサッカーが楽しくなり上手くなること間違いなしです。
中西 永輔[]
監修
内容説明
終盤の要として戦うためのポイントを写真と図解でわかりやすく紹介。
目次
1 ディフェンダー技術のコツ(マークの付き方―ゾーンかマンツーマンでマークの付き方が変わる;ポジショニングのセオリー―裏を取られないように距離感を保ちながら守る;インターセプトの狙い方―パスが出る瞬間を狙って相手が触る前にカットする ほか)
2 センターバックのコツ(役割と考え方―現代サッカーではCBにもあらゆる要素が求められる;マークの付き方―相手とつかず離れずの距離感を保ってマークする;ターン型のFWの止め方―自分の行かせたいほうへ誘導してボールを奪う ほか)
3 サイドバックのコツ(役割と考え方―攻撃型から守備型までプレースタイルは十人十色;ポジショニングのセオリー―ボールの位置によって細かくポジションチェンジ;1対1のディフェンス―相手を縦に追い込んでボールを奪う ほか)
著者等紹介
中西永輔[ナカニシエイスケ]
1973年6月23日生まれ。三重県鈴鹿市出身。名門四日市中央工業高校サッカー部で全国高校サッカー選手権優勝。卒業後の1992年にジェフユナイテッド市原に入団。様々なポジションをこなせるマルチなプレーヤーだが、主にはサイドバックやセンターバックのポジションで活躍。足が速く1対1の強さが魅力的で、日本代表として1998年フランスW杯に出場した。2004年からは横浜Fマリノスに移籍。2007年に現役引退。引退後は指導者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。