内容説明
色を重ねるタイミングで絵の趣が決まる、「潤い」の表情は水分の含ませ方にコツがある、線の太さやかすれで描くものの特徴を出す。「そのものらしさ」を表現するための様々な技法を紹介。
目次
上達の心得(「品位」を保つ;「簡素」に筆数少なく ほか)
1章 基本を見直す(配置―描きやすい自分の配置を決める;弾力に富み、線の変化の出しやすさで選ぶ ほか)
2章 技法で描く(濃淡―絵の具・墨の含ませ方でグラデーションを出す「シクラメン」;かすれ―かすれは水分量・筆圧・筆勢でつくる「万年筆」 ほか)
3章 テーマで描く(花―色花と白い花では描法を変え、立体感も大切に描く「紅牡丹」「泰山木」「露草」;鳥―筆圧の加減で羽毛のふわっとした感じを出す「川蝉」「雀」「白鳥」 ほか)
4章 四季を描く(新春―新春は「喜び」「躍動」がテーマ「蓬莱山」「朱竹」「福の神」;春―春の優しさを見逃さない構図や色使いを「柳に橋」「流し雛」「アネモネ」 ほか)
5章 いろいろ楽しむ(はがき―余白を生かし、簡素で大胆に描く;「鼓」;カード―文字に金や銀を使って華やかにする「ツリー」 ほか)



