出版社内容情報
〈生みの親を知らない子どもたちが開花していくための対話〉さまざまな理由から「生みの親」を知らない子どもたちが増えていく日本社会。フランスの養子縁組制度に深くかかわっている児童精神科医の著者が、「生みの親」を知らない子どもたちに必要なケアと、自身で家族の物語を紡いでいく上で大切なことを、子どもの目線で語る。日本の読者向けに行った著者インタビューを追加収録。
【目次】
内容説明
生みの親を知らない子どもたちが開花していくための対話。施設にいたり里親と暮らす子ども、養子縁組した子ども、離別した親がいる子どもたちへ。子どもと一緒に暮らす親、専門職へ。子どもたちの質問にフランスの児童精神科医がこたえる。ライフストーリーワーク専門家・徳永祥子による著者とのインタビューを収録。
目次
第1章 養子縁組について理解する(養子縁組に関わる問題;養子縁組可能な子ども;子どもの歴史;第三者委託)
第2章 子どもたちからの質問にこたえる(子どもたちからの質問;生みの親との別れを避けて話すことはできない;1 前はどうだったの?;2 今日、私たちは家族になった!;3 大きくなって、疑問に思うようになったこと)
第3章 いくつかの大切なこと―講演より(養子縁組された子どもと若者の食事と睡眠;子どもや若者と養子縁組についてどのように話すか;養子縁組の失敗。トラウマを乗り越える;悪い扱いを乗り越え、アタッチメントの絆を築く)
第4章 ファニー先生への質問―日本の読者のために(「期待に応えよう」とする養子や里子がいること;子どもの歴史についてどのように話すか;不妊の落胆と養子縁組;生みの親への支援;養親、養子になる準備;里親が養子縁組することについて;養子の身体的経験;政治との関わりや福祉の発展;本当のことについて話すことができる重要性)
著者等紹介
コーエン=エルレム,ファニー[コーエンエルレム,ファニー] [Cohen Herlem,Fanny]
養子縁組を専門とする精神科医・児童精神科医・精神分析家。多くの著作を発表し、フランスの養親認定ガイドラインに引用されている。フランス中央当局、国際社会事業団(SSI)、国境なき医師団などで活動し、特に職員研修を担った。現在は、在宅教育支援を行うオルガ・スピッツァー財団で勤務している。養子縁組前後の支援を行う団体「Alpa le Fil d’Or」にも携わっている
安發明子[アワアキコ]
フランス子ども家庭福祉研究者。ソーシャルワーカー養成校AFRISパリ理事。立命館大学大学院人間科学博士、EHESSフランス国立社会科学高等研究院健康社会政策学修士、社会学修士、一橋大学社会学学士。首都圏で生活保護ワーカーとして勤務したのち2011年渡仏(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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