内容説明
今を生き抜くための詩。貧乏、病気、戦争―逆境にめげず、夢を諦めずに生きた作家・新美南吉。その29年の生涯を「詩」と言葉、愛知県半田市周辺の“ふるさと文学散歩”を交えてたどりつつ、まるごと「南吉の詩の世界」へと誘います。
目次
第1章 新美南吉の生涯と(ふるさと文学散歩)(幼少期から小学校卒業まで(一九一三~一九二六)
中学校入学から代用教員時代まで(一九二六~一九三一)
上京時代(一九三一~一九三六)
失意の帰郷と河和の小学校代用教員時代(一九三六~一九三七)
杉治商会勤務時代(一九三七~一九三八)
安城高等女学校勤務時代と南吉の最期(一九三八~一九四三))
第2章 詩と幼年童話(詩;幼年童話)
第3章 南吉の詩を読む(ポエトリーカフェ・新美南吉篇 開催記録)
著者等紹介
Pippo[ピッポ]
1974年東京生まれ。近代詩伝道師、著述業。青山学院女子短大芸術学科専攻科卒業後、思潮社へ入社。編集部時は多くの詩書編纂に携わる。のち、2008年より、音楽・朗読及び詩の伝道活動を開始。2009年秋より、詩の読書会「ポエトリーカフェ」を開始。継続して開催し、今年14年目を迎える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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