イギリスの政策と議論に学ぶ 子どもの貧困とライフチャンス

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780311891
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

内容説明

日本が子どもの貧困対策を学んできたイギリスでは、労働党政権下、超党派による「子どもの貧困法2010」が制定され、2020年に子どもの貧困率を10%以下とする具体的目標が明記されました。しかし、政権交代などにより、政策と議論は貧困から「社会移動」に移り、子どもの貧困法は後退し、「ライフチャンス法」へと模様替えをしています。削減目標も達成されず、子どもの貧困が増加している現在、「子どもの貧困アクショングループ」は、ライフチャンス改善のためにも、子どもの貧困解決に取り組む必要があると訴えます。2013年の子どもの貧困対策法制定以来、貧困の世代間連鎖を断つことに主眼がおかれてきた日本にとって、本書で示される議論や政策・指標案は、多くのヒントとなることでしょう。

目次

ライフチャンスという考え方
所得を抜きにライフチャンスが語れないわけ
家族の構造、家庭環境、ライフチャンス
保育・幼児教育と子どものライフチャンス
学校の内と外―子どもたちの教育に対する貧困の影響
健康、ウェルビーイング、発達のために十分な生活水準
子どもたちのメンタルヘルスと貧困とライフチャンスと
住居・住環境と子どものライフチャンス
不確実な「移行」、先の見えない労働市場、若者のライフチャンス
「生まれ」と「運命」を結ぶ鎖を断ち切る
ライフチャンスを測定するには?
ライフチャンスを改善する戦略とは?

著者等紹介

松本伊智朗[マツモトイチロウ]
北海道大学大学院教育学研究院教授。貧困研究、教育福祉論。北海道子どもの未来づくり審議会会長、札幌市子ども子育て会議児童福祉部会長、社会保障審議会児童福祉部会専門委員、内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員等の公職のほか、反貧困ネット北海道代表、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人など市民活動にも参加

松本淳[マツモトジュン]
英語翻訳者。2006年頃よりブログでの発信を細く長く続け、近年は教育関係のブログ記事も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

11
違和感あり。地域や政府がお金、体験や教育を確保する必要はもちろんあるけれど、最も大切なのは家庭において養育者がしっかりと子どもを育てることではないか。仮に養育する側に問題があっても、今は外から殆どわからないし、分かったとして余程の事がないと外部から介入する事は許されない。養育者と子どもの”人権”が競合しないようにするにはどうすれば良いか。競合した場合に本当に子どもを守れるのか。これらの議論の必要性から目を背けておいて”すべての子ども”のライフチャンス確保を論じているふうを装うというのは不誠実であると思う。2022/03/22

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